オンライン決済被害対策ツールを分析
オンラインでのクレジットカード不正利用対策を展開する株式会社アクルは、クレジットカード不正利用被害の推移と、新型コロナウイルスが与えた変化などについて分析・考察し、12月2日に発表しています。
オンライン決済でのクレジットカード不正利用被害は、2012年以降増加傾向にあり、日本クレジット協会によると、2019年の被害金額は256億円、2020年の第1,第2四半期とも50億円前後の被害が出ています。
不正対策サービスへの相談が激増、内訳ではファッション・コスメ業界が最多
この調査では、株式会社アクルが提供するクレジットカードの不正対策サービスへの問い合わせ件数が、2019年の第3四半期を100%とすると、2020年第3四半期は355%に増加したことが判明しています。
また、業種別ではファッション・コスメが最多となっています。
加盟店でもファッション・コスメ業界が増加
また、「クレジットカード不正対策ソリューションASUKA」の加盟店が取り扱う商材の推移も調査されています。
これによれば、2020年でASUKAの利用が最も増加した商材は、「ファッション・コスメ」でした。
ASUKA加盟店のうちファッション・コスメを取り扱うECサイトの数は、2019年第3四半期を100%とすると、2020年第3四半期は1040%であり、この1年間で10倍以上増加していることがわかります。
一方で、「旅行商材」を取り扱うASUKA加盟店の数は、2019年第3四半期と2020年第3四半期でほぼ横ばいとなっています。
同社では、クレジットカードの不正利用により旅行商材を転売して利益を得ていた犯罪者が、新型コロナウイルスの拡大に伴い、旅行商材の転売を諦め、ファッション・コスメを扱うサイトにターゲットを変更した結果、ファッション・コスメを扱うサイトのASUKA加盟数が増加したのではないかと推測しています。
株式会社アクルのプレスリリース
https://akuru-inc.com/news/ja/2020-12-02-1/
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