年代が高いほど日常的に日本酒を楽しむ傾向に
株式会社Clearが運営する日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は、日本酒を飲用する男女1,324名を対象に実施した「日本酒の飲用に関する消費者動向調査」の結果を発表しました。
日本酒を飲む頻度では、回答者の年代が上がるほど日常的に日本酒を楽しんでいる様子がうかがえました。
「家飲み傾向」が65%へ増加
日本酒を飲む場所については、昨年の調査より20%増となる全体の65%が「どちらかといえば自宅」と回答しており、コロナ禍による外出自粛の要請や飲食店の営業縮小などの影響が大きいと考えられます。
また、男性の回答者では、すべての年代で「どちらかといえば自宅」と回答した人は60%以上となった一方、女性は「どちらかといえば外食」と回答した割合が、すべての年代で男性を上回る結果となっています。
飲食店で「日本酒をテイクアウトした」と回答した人は13.6%
「日本酒の購入場所」については「酒販店」と回答した人が40%を占めましたが、「酒屋/酒蔵のオンラインストア」での購入もそれぞれ10%以上と一定数の回答が得られ、今後日本酒の購入機会のオンライン化は進んでいくのではないかと推測されます。
一方、一部の飲食店では酒類をテイクアウトすることが可能ですが、「日本酒をテイクアウトした」と回答した人は13.6%にとどまりました。
そもそも「飲食店で酒類がテイクアウトできるようになったことを知らなかった」という人が26.7%と、全体の4分の1以上を占めており、家飲みが増加しているにもかかわらず酒類のテイクアウトは普及が進んでいないようです。今後飲食店が注目すべきニーズの一つだといえるかもしれません。
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