ラジオ広告の効果検証をスタート、飲料の購買率が114.8％にアップしたケースも／「radiko」やPonta会員データを活用

ラジオでの音声広告検証を可視化

TOKYO FMは、ラジオでの音声広告効果が実証できる基盤を構築したと2021年7月14日に発表しました。ラジオ聴取データと商品購買データを突合するもので、インターネット広告と同等の効果検証レポートを実証できるとしています。

同社が行う広告効果検証は、ラジオのインターネット同時送信サービス「radiko」のTOKYO FM・JFN（ジャパンエフエムネットワーク）全国38局の聴取データと、購買や来店、サイト来訪などを明らかにする外部データの突合によってデータを可視化するものです。

同社はほかにもTOKYO FMのWebサイトアクセスデータ、デジタルオーディオコンテンツプラットフォーム「AuDee」のアクセスおよび聴取データなどを保有しており、カスタマーデータプラットフォーム（CDP）活用の一環として行っています。

ラジオ広告の聴取の有無、スクリーニングを行った上で行動の有無を確実に追跡できるものになっており、ブランド好感度やメッセージ伝達度の調査、意識変容の調査などを行うことができます。

実例の1つに某飲料メーカーによりラジオ番組へのCM放送があります。聴取データと株式会社ロイヤリティマーケティングの「Ponta」会員の購買データを用いた分析の結果、ライトリスナーの購買率向上は104.8％、ヘビーリスナーでは114.8％が報告されています。

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TOKYO FMのプレスリリース（PRTIMES）