帝国データバンクは、10月5日に全国2万4,516社を対象とした9月の国内景気動向調査を発表しました。
調査によると、国内景気は2ヵ月ぶりの増加となり、感染者数の減少やワクチン接種の普及による改善が見られました。
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国内景気は前月比0.7ポイント増、2か月ぶりに改善
帝国データバンクが発表した国内景気DIによると、2021年9月は前月比0.7ポイント増の39.9となり、2か月ぶりの改善となりました。
こうした改善は国内の感染者数の減少に伴う、経済活動の再開が要因として挙げられます。
【小売り】全体で前月比0.1ポイント減
小売り全体では前月比0.1ポイントマイナスとなり、厳しい状態が続く結果となりました。
業態別でみると、特に落ち込みが激しかったのが飲食料品小売で前月比2.9ポイント減、また、家具類小売でも2.4ポイント減となっています。
一方、百貨店やコンビニが含まれる各種商品小売で前月比5.7ポイント増と、大幅な改善が見られました。
【サービス】全体で2.0ポイント増、2ヵ月ぶりの改善
サービスでは娯楽サービスを除いたすべての業態で前月比増加となり、前月比2.0ポイント増の41.1と2ヵ月ぶりの改善となりました。
教育サービスでは1.5ポイント増と改善が見られた一方、飲食店は0.5ポイント増、旅館・ホテルでは0.4ポイント増と若干の改善となり、依然として低い数値で停滞しています。
帝国データバンクは今後の国内景気について、緊急事態宣言の解除、ワクチン接種の普及により、徐々に経済活動が正常化していくと見込んでいます。
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<参照>
PR TIMES:国内景気は2カ月ぶりに改善― 2021年9月調査