企業向けマーティング人材育成サービス「グロースX」は、大手企業におけるAI活用実態についての新たな調査を実施しました。
DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する大企業の担当者111名を対象にしたこの調査によれば、生成系AIに対する期待と現実には大きなギャップが存在していることが明らかになりました。
生成系AIのDX活用に関する調査
AI技術は急速に進化し、多くの企業がAIの活用を模索しています。しかし、実際の活用状況には経営陣と現場の期待感にギャップがあることが最新の調査で明らかになりました。
調査に参加した大企業のDX推進担当者111名のうち、9割以上が生成系AIの活用に関心を持っていると回答しました。AIを活用してDXによる価値創造を実現するための期待が高いことを示しています。
しかし実際の活用状況においては、業務効率化が主要な活用目的となっており、新たな価値創造への活用は限定的であることが浮き彫りになりました。
生成系AIを活用している大手企業のなかで最も多かった活用領域は「データ漏洩やサイバー攻撃のリスクを軽減(約77%)」で、その他には「新製品/サービスの開発やテスト(74.2%)」「定型業務プロセスの自動化(74.2%)」などにも活用されています。
一方で、生成系AIを導入・活用推進する上での課題として、「社員の知識レベルがバラバラである(51.4%)」ことが最も多く挙げられました。AI技術を理解し、適切に活用するためには教育とトレーニングの強化が必要であることを示唆しています。
経営陣と現場のギャップについて興味深い結果が得られています、調査では「経営陣の期待が高く、現場は後ろ向き(38.4%)」「現場の期待が高く、経営陣は後ろ向き(36.4%)」が上位を占めるなど、経営陣と現場で大きなギャップが生まれていることを示唆しています。
生成系AIを活用してDXによる価値創造を実現するために必要なことについては、トレーニングの強化やリテラシー向上が重要視されており、多くの回答者がこれらの要素を強化することが必要だと考えています。
この調査結果から、AI活用の成功には経営陣と現場の協力や教育、トレーニングの強化が不可欠であることが示唆されます。
企業はAI技術を適切に活用してDXを実現するために、組織全体での意識改革と知識の共有を進める必要があります。
<参照>
株式会社グロースXプレスリリース:【ChatGPT台頭から約1年、大企業のAI活用実態】DX推進担当者の約9割が生成系AIに対する「経営陣」と「現場」の期待感ギャップありと回答
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