今回は、ユニークなキャンペーンで度々話題を集める「サーティワンアイスクリーム」に寄せられた口コミを分析しました。
「店舗別の平均評価（★の数）」や「キーワード分析」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「各店舗の口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
比較対象として、沖縄発のアイスクリームブランド「ブルーシール」に寄せられた口コミも分析。両ブランドに寄せられた口コミを比較することで、それぞれの強みと弱みが明らかになりました。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
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本調査の見どころ
- 「サーティワンアイスクリーム」の1店舗あたりの平均口コミ数は4.7件、平均評価は★3.38
- 「ブルーシール」の1店舗あたりの平均口コミ数は44.2件、平均評価は★4.30
- 「サーティワンアイスクリーム」の1店舗あたりの口コミ数が多い地域は「関東地方」
- 「サーティワンアイスクリーム」の外国語口コミ率は6.30%
- 「ブルーシール」の外国語口コミ率は27.00%
調査対象
本調査は、「サーティワンアイスクリーム」（B-R サーティワン アイスクリーム株式会社）・「ブルーシール」（フォーモスト ブルーシール株式会社）を対象に行いました。
- 「サーティワンアイスクリーム」：1,015店舗
- 「ブルーシール」：51店舗
（※調査対象の店舗は編集部がランダムに選出）
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
「サーティワンアイスクリーム」の1店舗あたりの平均口コミ数は4.7件、平均評価は★3.38
「サーティワンアイスクリーム」調査対象全店舗の「平均評価（★の数）」・「口コミ数」を算出し、散布図で表しています。全店舗の平均口コミ数は4.7件、平均評価は★3.38で、もっとも口コミを多く獲得している店舗は「サーティワンアイスクリーム AKIBAトリム店」でした。
「サーティワンアイスクリーム」の外国語口コミ率は6.30%
直近1年間における「サーティワンアイスクリーム」調査対象全店舗の「外国語比率」と「外国語口コミの言語割合」を算出しました。外国語口コミ率は6.30%、もっとも使用されている言語は「英語」で54.3%でした。
「サーティワンアイスクリーム」と「ブルーシール」キーワードのポジティブ率を比較分析
直近1年間に「サーティワンアイスクリーム」と「ブルーシール」に寄せられた口コミにおいて、多く使用されたキーワードを使用回数順にランキング化し、1店舗あたりの使用回数とポジティブな文脈で使用された割合（ポジティブ率）を算出しました。 TOP15までのキーワードでは「ブルーシール」と比較して「サーティーワンアイスクリーム」のポジティブ率が低くなっています。ただ、「アイスクリーム」のポジティブ率は高く、商品に対するユーザーの満足度の高さがうかがえます。
「サーティワンアイスクリーム」では「接客」、「ブルーシール」では「商品」に対する言及が多い傾向に
直近1年間に寄せられた口コミのキーワードをカテゴリ別に分類し、「接客」・「商品」・「オペレーション」・「店内・設備」における各ブランドでの評価の違いを調査しました。
「ブルーシール」では他のカテゴリと比較して「商品」に関するキーワードの言及率が高くなっています。またポジティブ率も80％を超えているキーワードが多く、ユーザーの満足度の高さがうかがえます。
＜ カテゴリ：接客 ＞
「接客」に関するキーワードでは2ブランドともにポジティブ率が低いキーワードが多くなっています。「サーティワンアイスクリーム」では他のカテゴリと比較して「接客」に関するキーワードの言及率が高いことから、ユーザーの注目度・関心度が高く、顧客満足度改善の余地があるポイントであるといえます。
それぞれのキーワードにおいて、「何が」「どのように」ユーザーの不満となっているかをさらに詳しく分析することで、顧客満足度向上のヒントが得られます。詳細な分析を希望される場合は口コミコム までお問合せください。
本レポートに関するお問い合わせ：kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間：2023年6月1日 〜 2024年5月31日
- 対象サイト：Googleマップ
- 口コミ取得数：6,693件
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