今回はセレクトショップ8ブランドに寄せられた約1.7万件の口コミを分析しました。
「ブランド別平均評価」や「各ブランドの評価比較」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
本調査の見どころ
- 口コミ評価TOPは「ユナイテッドアローズ」
- 評価の命運を分けたのは「外国語比率」
- 「ユナイテッドアローズ」で評価されているのはサービスと...
調査対象
本調査は、「口コミコム が独自に抽出したセレクトショップ8ブランド」を対象に行いました。
- 株式会社ユナイテッドアローズ ユナイテッドアローズ
- 株式会社ビームスホールディングス ビームス
- 株式会社シップス シップス
- 株式会社TOKYO BASE ステュディオス
- 株式会社ベイクルーズ ジャーナルスタンダード
- 株式会社TSI ナノユニバース
- 株式会社アーバンリサーチ アーバンリサーチ
- 株式会社デイトナ・インターナショナル フリークスストア
※口コミ分析対象期間:2019年1月1日〜2024年4月22日
※調査リソース:Googleマップに寄せられた口コミ
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
セレクトショップの平均評価は★3.70。★3以上が86%、★2未満が14%
2019/1/1~2024/4/22におけるセレクトショップ8ブランドのGoogleマップの口コミ数は16,610件、平均評価は ★3.70でした。★3以上が86%、★2以下が14%という構成です。
口コミの外国語比率:は22.8% !2024年は直近6年間で最も外国語比率が高い状態
2019/1/1~2024/4/22にかけての外国語口コミ割合は22.8%で、日本語の平均評価が★3.42に対して外国語の平均評価は★3.97でした。
これは他の業界でも同様で、外国人は日本人よりも高い評価をする傾向があるようです。
また、コロナが落ち着いた2023年頃から外国語口コミの割合は徐々に回復しており、2024年は直近6年間で最も外国語比率が高いです。
セレクトショップ8ブランドの中でも評価が高い「ユナイテッドアローズ」の特徴が明らかに
2019/1/1~2024/4/22におけるセレクトショップ8ブランドの「言語の内訳」を算出しました。
「ユナイテッドアローズ」「ビームス」など平均評価が高いブランドは外国語比率が高い傾向にあります。
平均評価が最も高い「ユナイテッドアローズ」は繁体字の割合が16%と、他ブランドと比較すると高い傾向にあります。
英語・繁体字ほか言語圏ごとのニーズが明らかに
「口コミコム 」では言語別に口コミの分析が可能です。外国語比率の高かった英語、繁体字、韓国語それぞれに頻出するキーワードを抽出し、ポジティブ/ネガティブ比率を調査しています。
この分析で各言語圏で、何が評価され、何に不満なのかが明るみになります。
自社での分析を希望される方や調査内容の詳細をご覧になりたい場合は、お問い合わせください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2019年1月1日 〜 2024年4月22日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:16,610件
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
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