今回は「カプセルトイ専門店3ブランド」に寄せられた約1.4万件の口コミを調査、比較検証をしました。
「施設別平均評価」や「各施設の評価比較」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「各施設の口コミにおける外国語比率」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
本調査の見どころ
- 2023年、もっとも平均評価が高かったブランドは「ガシャポンのデパート」 で、平均33.1件/店
- 2023年、もっとも1店舗あたりの口コミ数が多かったブランドは「ガチャガチャの森」 で、平均★3.82
- 2023年、もっとも口コミの外国語比率が高かったブランドは「#C-pla」で16.7%
- 2023年の外国語口コミの比率は前年の5倍以上
- 各ブランドの口コミで多く使用されているキーワードは?
調査対象
本調査は、「カプセルトイ専門店3ブランド」を対象に行いました。
- #C-pla(株式会社トーシン)
- ガチャガチャの森(株式会社ルルアーク)
- ガシャポンのデパート(株式会社バンダイナムコアミューズメント)
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
1店舗あたりの口コミ数はブランドによって大きな差、もっとも多いブランドは「ガシャポンのデパート」
2023年における、調査対象3ブランドの「平均評価(★の数)」・「1店舗あたりの口コミ数」を算出し、散布図で表しています。 3ブランドすべて平均評価は★3.6以上と高い水準となっていますが、1店舗あたりの口コミ数はブランドによって大きな差があることが分かります。
口コミにおける外国語比率がもっとも高かったブランドは「#C-pla」で16.7%
2023年における、「調査対象3ブランド別の外国語比率」を算出しました。 3ブランド中、口コミにおける外国語比率がもっとも高かったのは「#C-pla」で16.7%でした。その「#C-pla」の口コミにおける言語の内訳をみてみると、「英語」が38.0%でもっとも多く、次いで「中国語(繁体字)」が32.6%となっています。
キーワード分析:「#C-pla」ポジネガキーワード分析
「#C-pla」の口コミにおいて、ポジティブ・ネガティブな文脈で言及されたキーワードをそれぞれランキング形式にしました。(2023年)
キーワード分析:「ガチャガチャの森」年別キーワード比較
「ガチャガチャの森」に焦点を当て、フランチャイズ事業が開始された2021年と2023年の頻出キーワードを比較、どのように評価が変化しているかを調査しました。
「店員」「商品」「対応」のポジティブ率が大きく低下しています。
それぞれのキーワードにおいて、「何が」「どのように」ユーザーの不満となっているかをさらに詳しく分析することで、顧客満足度の向上のヒントが得られます。詳細な分析を希望される場合は口コミコム までお問合せください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2019年1月1日 〜 2023年12月31日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:14,094件