今回は串カツ業界を代表する4ブランドに寄せられた6.6万件の口コミを分析しました。
「業界平均」や「各ブランドの評価比較」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「外国人の方の口コミ評価」についても解説しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
調査対象
本調査は、串カツチェーン上位4ブランド(※国内店舗数)を対象に行いました。
- 串カツ田中 株式会社串カツ田中ホールディングス
- 串カツでんがな 株式会社フォーシーズ
- 串家物語 株式会社フジオフードシステム
- 新世界元祖串かつだるま 株式会社一門会
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。串カツチェーンの平均評価は★4.23。★5が約60%を占め、★1は約5%
調査対象期間における串カツ業界4ブランドのGoogleマップの口コミ数は66,481件、平均評価は★4.23でした。★5が約60%を占め、★1は約5%という構成です。
口コミ数が多いのは「新世界元祖串かつだるま」、評価が高いのは「串カツ田中」
2023年における串カツ業界4ブランドのGoogleマップの口コミの平均評価は★4.23。
平均と各ブランドを比較をすると、「1店舗あたりの口コミ数」では「新世界元祖串かつだるま」が、「平均評価」では「串カツ田中」が最も高い数値を示しています。
一方で「串カツでんがな」「串家物語」は平均評価がブランド平均評価を大きく下回る結果となりました。
サービスの質で評価が分かれる「串カツ田中」と「串家物語」
90店舗以上ある人気ブランドの「串カツ田中」と「串家物語」の口コミを比較しています(2023年4月1日〜2024年2月29日までの実績)。
「串カツ田中」は「元気」や「丁寧」といったサービスの軸で評価を受けているのに対して「串家物語」では「態度」や「案内」、「店員」といったサービスの軸で評価を落としてしまっています。
外国語での評価を落としてしまっている「串家物語」
言語別の口コミ評価をブランド毎に算出しています(2023年実績)。
「串家物語」はタイ語を除く「すべての言語」で平均を下回っており 特に「英語」と「簡体字(中国語圏)」は平均から大きく乖離した数値評価となっています。
それぞれに対して、改善を行うことで、全体の評価改善に繋がりそうです。
各ブランドの「強み」「弱み」がキーワードから明らかに
「口コミコム 」では言語別に口コミの分析が可能です。
外国語の評価も低くなってしまっている「串家物語」や外国語の評点も高い「串カツ田中」の外国語の口コミと日本語の口コミでそれぞれ頻出するキーワードを抽出し、ポジティブ/ネガティブ比率を調査しています。
この分析により、各言語圏で何が評価され、何に不満が持たれているのかが明るみになります。
調査概要
- 口コミ分析対象期間:2023年1月1日 〜 2024年2月29日
- 調査リソース:Googleマップ
- 口コミ取得数:66,481件
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