口コミラボを運営する株式会社movでは、口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム 』の分析機能を用いてレポートを作成しています。
今回は、100円ショップ4ブランド(ダイソー/セリア/キャンドゥ/ワッツ系列)に寄せられた約2万件の口コミを調査し、4ブランドの比較検証を行いました。
このレポートから
- 2020年以降、業界全体として口コミ投稿数が増加傾向にあり、さらに「あるブランドのみ口コミ投稿数が増加し続けている」こと
- 4ブランドそれぞれの強みが口コミに表れていること
- 「接客」に関しては、どのブランドでもネガティブな口コミが集まる傾向にあること
がわかりました。
この週刊MEOレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。レポートの詳細は資料にてご確認ください。
今回の調査対象
今回は、100円ショップ4ブランド(ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツ系列)の口コミ(総数20,730件)を分析しました。
100円ショップ4ブランドに寄せられた新規口コミ・マクロ動向
新規口コミ投稿数は2017年から急激に増加し、2019年には過去最多の5,853件となっています。2020年には落ち込みが見られますが、2021年からは回復し始めており、2022年末時点では約5,700件の新規口コミが見込まれます。
口コミコムを利用した分析例(QSCA分析)
口コミコム を利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
それらのAI解析を用いた分析例として【ダイソー】のQSCA・頻出ポジネガキーワードを確認しました。
【ダイソー】詳細コメントのAI分析
QSCAは全項目で平均以下となりました。「充実」「豊富」など、品揃えの良さに対する圧倒的な言及回数とそのポジティブ率の高さが特徴と言えます。
一方でネガティブな口コミでは、「行列」「レジ」といった決済に要する時間の長さや、「通路」の狭さに対する言及が多い結果となりました。
レポートでは、他の3社についても同様に分析しています。ダウンロードして、是非ご確認ください。
【独自分析】ブランド別の口コミ傾向(ブランド別戦略キーワード評価チェック)
口コミコム を利用することで、口コミ内のキーワードの投稿回数だけでなく、そのキーワードが利用された文脈をAIが判定して、口コミを傾向として見ることができます。
“会計”に関するキーワードでは、ブランドによってポジティブ率とネガティブ率にばらつきがあり、利用客が会計のどの部分に不満を持っているのかが分かります。“接客”のキーワードは4ブランド共にネガティブ率が高く、100円ショップ業界全体の課題と言えそうです。
レポートでは、"店内設備"や"商品"に関するキーワードについても分析しております。詳細は、資料ダウンロードにてご確認ください。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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