Googleビジネスプロフィール、投稿や写真の繰り返し投稿(複製)が禁止に

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

Googleビジネスプロフィールのコンテンツポリシー(英語版)に追加があり、投稿や写真、動画、ロゴの複製がスパムとして判定されることが明言されました。

※2022年8月17日現在、日本語版のコンテンツポリシーには書かれていませんが、今後追加される可能性があります。

※2022年8月19日追記:
日本語のヘルプにも投稿の複製はスパムとして判定される違反行為であることが明記されました。

今までは何度も同じ投稿をしたり、写真を使い回したりしても明確なペナルティはありませんでしたが、今後はこうした投稿スパムとして拒否される可能性があります。

Googleビジネスプロフィール、投稿や写真の繰り返し投稿(複製)が禁止に

英語版のGoogleビジネスプロフィールのコンテンツポリシー「Avoid spam(スパムを回避する)」の項目に”Duplicate photos, posts, videos, and logos”(写真や投稿、動画、ロゴの複製)が付け加えられました(8月5日、GoogleビジネスプロフィールプロダクトエキスパートのColan Nielsen氏が発見)。

以下、該当するページのスクリーンショットです。

Avoid spam:Google Business Profile Help
▲Avoid spam:Google Business Profile Help

※2022年8月17日現在、日本語版のポリシーには反映されていませんが、近日中に日本語版にも追加される可能性があります。
※2022年8月19日追記:
日本語のヘルプにも投稿の複製はスパムとして判定される違反行為であることが明記されました。

なお、Googleビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツポリシーに複製の禁止が明記されたのはこれが初めてですが、日本語版マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーでは、禁止および制限されているコンテンツとして「意味不明なコンテンツ、コンテンツの繰り返し」の項目があり、以下のように記載されています。

Google マップでは、意味不明なコンテンツを投稿したり、コンテンツを繰り返し投稿したりすることは許可されません。そのような投稿により、Google マップがユーザーに提供する有益な情報の割合が低下するためです。
該当するものは次のとおりです。
同じコンテンツを複数回投稿したり、複数のアカウントから同じ場所にコンテンツを投稿したりすること。
言語に関係なく文字の羅列など意味を持たないコンテンツを投稿すること。

Googleマップポリシーでは「情報の質が低下し、ユーザーに提供する有益な情報の割合が低下することを防ぐ」目的で繰り返し投稿の禁止がもともと明記されており、これが今回Googleビジネスプロフィール投稿ポリシーにも適用されたものとみられます。

どんな投稿が拒否される?

海外のSEO専門メディアSearch Engine Journalは、たとえば同じ画像を毎週投稿して特売品を宣伝するなどの投稿は重複コンテンツと見なされる可能性があり、スパムを意図していなくても違反する可能性があるとしています。

また、すべての写真にロゴを入れるなどの使い方は問題が発生する可能性があるとして、注意喚起しています。

実際に投稿の拒否が増えている

すでに海外では、投稿が拒否される事例が多く発生しているようです。

GoogleビジネスプロフィールプロダクトエキスパートのJoy Hawkins氏は8月6日、以下の見解を自身のTwitterアカウントで投稿しています。

We have been hearing a ton of complaints about rejected posts recently. If you're using logos in your images or stock photos ("duplicate photos"), that could be why.

(訳:最近、投稿が拒否されるという苦情が大量に寄せられています。もし画像にロゴを使っていたり、ストックフォト("複製写真")を使っていたりしたならば、それが原因かもしれません。)

日本でも重複コンテンツによる投稿拒否は存在するようで、ヘルプコミュニティでは

2年ほど前ですが、それまで投稿で多用していた3種類くらいの写真が計200枚ほど一気に削除されたことがありました
実際に画像が重複しているとして、今年に入ってから削除されるケースがちらほら出て参りました。やはりサポートに問い合わせると『重複した写真を使っての投稿が原因』との回答をもらっています

などの事例が報告されています。

もしGoogleビジネスプロフィール投稿が拒否された場合、(さまざまな可能性が考えられるため一概には言えませんが)原因の一つとしてコンテンツの重複を疑ってみてもいいかもしれません。

※2022年8月18日追記:
日本国内における投稿拒否の事例が増えているようです。
重複コンテンツに対する拒否なのかは定かではありませんが、繰り返しのコンテンツにならないように修正してから再度投稿してみることで、掲載できるようになる可能性はあるでしょう。


<参照>
Google Business Profile Help:Business Profile posts content policy
マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ:禁止および制限されているコンテンツ「意味不明なコンテンツ、コンテンツの繰り返し」
Sterling Sky Local Search Forum:Google Now Considers Google Posts With "Duplicate photos, posts, videos, and logos" To be Spam
Search Engine Journal:Google: Avoid Duplicate Content In Business Profile Posts
Twitter: Joy Hawkins @JoyanneHawkins の投稿
Googleビジネスプロフィール ヘルプコミュニティ:コンテンツの重複が原因で、投稿の削除や却下が起きたことはありますか?

3/22(金)開催「成功例から学ぶ旅マエ・ナカ・アトのデジタル戦略」無料オンラインセミナー


2023年年間の訪日外客数は2,500万人を突破。外国人消費額は5兆円で、過去最高額となっています。また、2024年1月の訪日外客数が268万8100人となり、2019年1月(268万9339人)とほぼ同数となったと発表され、今後さらなる伸びが見込まれます。

ゴールデンウィーク目前となり、訪日外国人を集客するため、受け入れ体制を強化していきたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回のセミナーでは、訪日観光客へのアプローチを「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」のシーン別で紐解き、外国人のお客様に適切に情報を届けるための環境整備・対応のポイントを解説していきます。

意外と知られていないSEOとMEOの関係性や、重要視されるべき訪日観光客へのデジタル戦略の考え方についてお伝えします。

詳しくはこちらをご覧ください。

『【ゴールデンウィーク対策にも必見】インバウンド旅行者のジャーニーマップを大公開!成功例から学ぶ旅マエ・ナカ・アトのデジタル戦略』



口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。