西粟倉村(岡山県の北東に位置する)役場は6月25日、運営するアプリ「西粟倉アプリ村民票」の登録者が1,420名となり、村民人口を超えたことを発表しました。
「西粟倉アプリ村民票」とは、西粟倉村とその「関係人口」とをつなぎ、ネットワークを作るスマートフォンアプリです。
出身者や仕事・観光などで訪れた人、村にふるさと納税をした人など村に関心を持つすべての人々に、村の動向やイベント情報、アンケートなどを提供しています。
地道な情報発信が功を奏した
アプリ「西粟倉アプリ村民票」では、単に登録者数を増やす施策だけではなく、関係人口の創出という本質的な目的にむけ、地道に情報発信を行ってきたといいます。
コンテンツの中では、村への移住を考えている人へ向けて村の求人情報を集めた「村の求人票」が人気となっています。
さらに地域通販サイト「nimogie(ニモギー)」と連携したギフトサービス、ふるさと納税に関する取り組み、ポイントプログラムなど、ユーザーが楽しみながら村と関われるよう工夫を続けているということです。
地方では過疎化が進み「地方創生」の推進が叫ばれる中、こうした地道かつ練り上げられた取り組みが、その自治体を救う手立てとなるのかもしれません。
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<参照>
西粟倉村役場:関係人口アプリ『西粟倉アプリ村民票』の登録者が村民人口1,418名を超えました!