Googleビジネスプロフィールのインサイトで確認できる「直接検索」とは、店舗の名前や住所を検索キーワードとして入力して検索するものです。
今回はユーザーの検索行動の一つである直接検索の特徴や対策方法を解説します。
直接検索とは?
直接検索とは、店舗の名前や住所を検索キーワードとして入力して検索する方法です。
すでに店舗名を知っているお店を検索し、さらに情報を得たいときや、店舗への経路を知りたいときなどに使います。
特定の店舗情報について知りたい検索行動であるため、検索結果の画面には「ローカルナレッジパネル」が表示されます。
▼直接検索の例)「スターバックス 渋谷スクランブルスクエア店」
間接検索との違い
ユーザーの検索行動には、直接検索とは別に「間接検索」が存在します。
間接検索とは、業種名やサービス名、商品名などを入力し、検索する方法です。
店舗のことを知るために店舗名や店舗の住所で検索する直接検索とは異なり、まだ行きたいお店が決まっていない時に検索するため、キーワードに関連する店舗を3つほどピックアップする「ローカルパック」が表示され、ユーザーはこれをもとに行きたいお店を選びます。
▼間接検索の例)渋谷 カフェ
ブランド検索との違い
直接検索が「スターバックス 渋谷スクランブルスクエア店」のように、特定の店舗について検索するのに対し、ブランド検索は「スターバックス 渋谷」のように複数の拠点を構えていなる店舗がある時に、特定せずに検索することを言います。
▲ブランド検索の検索結果画面(左:デスクトップ、右:モバイル)
ブランド検索は、同じブランド(ビジネス名)の店舗がいくつかある場合に、それらがローカルリスティングとして検索結果に表示されます。
直接検索のユーザーの検索意図
直接検索するユーザーの検索意図には次のような検索意図が存在します。
- お店の名前は知っている。詳しく理解したい。
- お店の雰囲気を知りたい
- お店の評価が気になる
- 道順を案内してほしい
名前は認知しているものの、詳細についてはあまり理解していない状態であることも想定されます。
Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)上で伝えられる情報を追加したり、口コミを促進したりしましょう。
直接検索数を増やす方法
直接検索数は、その店舗の認知度です。そのため、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)での対策には限界があります。
店舗の認知度を高めるには、たとえば以下のような方法があります。
- チラシを配布する
- 看板を出す
- TVやWeb、新聞、雑誌などに広告を打つ
- TVやWeb、新聞、雑誌などの取材を受ける
- 公式SNS、ブログ、メディアなどで発信する
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