「ステーキのあさくま」はNTT西日本の開発した人工知能(AI)を利用し、実証事業を開始しています。
同事業は世界中で取り組みが進められている食品ロスの改善を目的としています。また同時に、同社の事業運営の効率化を目指します。
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ステーキハウスチェーン「ステーキのあさくま」がNTT西日本のAI導入
NTT西日本は、ステーキハウスチェーン「ステーキのあさくま」を経営する株式会社あさくまと協業し、店舗販売データや気象データを分析し、来店客数など需要予測する実証事業を開始しています。
需要予測にはNTT西日本が開発したAIによる食材需要予測システムを利用しており、2021年度中にステーキのあさくま全67店舗への導入を目指します。
注文メニュー数予測から食材需要量を算出
食材需要予測システムにて活用されるデータは、来店数や注文数といった売上実績や季節・曜日、天候や販促イベントの有無などです。
このうち店舗来店数の予測と実績から、注文メニュー数を算出します。この注文メニュー数予測から、食材需要量を予測します。
同事業では、店舗ごとの来店数・過去2年分の販売数が反映されたモデルと、コロナ禍の影響を受けた直近の実績が反映された2種のモデルを構築します。このようなデータの利活用をとおして高価な牛肉などの廃棄を避け、食品ロス対策と同時に仕入れコストの削減も目指します。
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<参照>
日本経済新聞:ステーキ需要 AIが予測
NTTマーケティングアクト:食品ロス削減のためのデジタルデータを活用した需要予測に関する実証事業開始について ~「ステーキのあさくま」×NTT西日本グループ、飲食業界のDXを推進~