「ガスト」や「バーミヤン」などを運営するすかいらーくHDは、2022年に木製スプーンを導入すると発表しました。テイクアウトや宅配用のプラスチックスプーンやフォーク、ナイフなどを木製のものに置き換えます。
来年の4月には「プラスチック資源循環促進法」が施行され、企業にはプラスチックの使用削減が求められます。
コーヒーチェーン大手のスターバックスは、プラスチックストローを廃止して紙ストローを導入するなど、外食業界全体で脱プラスチックの動きが進んでいます。
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プラスチックスプーンを木製に置き換え、「ガスト」や「バーミヤン」など
すかいらーくHDは、「ガスト」や「バーミヤン」など国内3,000店舗でプラスチックスプーンを木製のものに置き換えます。
持ち帰り用のスプーンやフォーク、ナイフなどを木製に切り替えることで、プラスチック使用量を80トン減らせる見込みです。
外食業界では、スターバックスやマクドナルドでも脱プラスチックの試みがなされており、来年に施行される「プラスチック資源循環促進法」によりさらにその動きは加速すると思われます。
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脱プラスチックの課題はコスト
このようにプラスチックの使用をやめて、紙製や木製のものに切り替える動きがありますが、その課題はコストです。
安価なプラスチックの利用をやめることでかかるコストを、経営努力や値上げなどで対応する必要があります。
また昨年7月から始まったレジ袋有料化は、消費者から不評で、自民党議員がレジ袋無料化の検討を求めるなど、プラスチックの削減にかかるコストをどう負担していくのかが課題となっています。
世界的に環境保護の世論が高まる中、プラスチックの使用削減は国際的な問題となっています。環境保護とそのコスト負担をどうしていくかに注目が集まっています。
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<参照>
すかいらーく、木製スプーン導入 22年1月から宅配用に: 日本経済新聞
小売り・外食に脱プラ迫る 政府が削減12品目公表: 日本経済新聞
マクドナルド ハッピーセットのおもちゃも脱プラへ|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
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