Twitter社、イーロン・マスク氏の買収案に合意/InstagramのDMに多数の新機能が登場ほか【4月のSNSニュースまとめ】

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SNSマーケティングを実施するにあたり、SNSの新しいサービスや傾向など最新動向を追いかけることは重要です。

しかしFacebookやTwitterInstagramなどのSNSには次々と新たな機能が追加されたり仕様の変更があったりと全容を把握するのが難しくなっています。

2022年4月には、Twitter社がイーロン・マスク氏の買収案の受け入れ合意を発表したり、InstagramDMに新たな機能が多数実装されたりしました。

本記事では、2022年4月に発表されたSNSに関するニュースや、最新機能などの動向についてまとめます。

Facebookの4月のニュース

ここでは、2022年4月のFacebookに関するニュースや動向を解説します。

Meta(旧Facebook)、2022年は「F8」開催せず

Facebookを運営するアメリカのMetaは現地時間の4月6日、開発者向け会議「F8」を今年は開催しないと発表しました。

「F8」は2007年から開催されてきましたが、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大により中止、2021年にはオンラインで「F8 Refresh」を開催するなど、その形態は代わりつつありました。

今年は「F8」に代わるイベントとして、5月19日にはメッセージングに関連するイベントを、ARVRメタバースに関連するイベントについても、年内での実施を予定しているということです。

<参照>
Meta for Developers :Pausing F8 in 2022

メタバースでアイテムを販売・収益化するツールのテスト開始

Metaは現地時間の4月11日、同社のメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」内でクリエイターが仮装アイテムや体験を販売し収益化するための方法をテストすると発表しました。

これにより、クリエイターは自分で構築したワールド内で、アクセサリーや新しいエリアへのアクセス権を販売できるようになるということです。

また米国のユーザーを対象に、毎月目標を達成したクリエイターにボーナスを支払う「Horizon Worlds Creator Bonus program」もテストしていると発表しています。このボーナスは手数料の対象ではなく、クリエイターに全額支払われるとのことです。

<参照>
Meta Newsroom:Testing New Tools for Horizon Worlds Creators To Earn Money

Twitterの4月のニュース

ここでは、2022年4月のTwitterに関するニュースや動向を解説します。

イーロン・マスク氏、Twitter社を買収へ

Twitterは現地時間の4月25日、イーロン・マスク氏の買収案を受け入れることで合意したと発表しました。

買収総額は約440億ドル(約5兆6400億円)となる見込みで、2022年中の取引完了を目指すとのことです。

マスク氏は以前より「Twitterが言論の自由を損ねている」と発言しており、今回の買収も「言論の自由」を担保する狙いがあると考えられています。

<参照>
CISION:Elon Musk to Acquire Twitter

Twitter:Elon Musk氏 @elonmuskの投稿

ツイート後の編集機能、数カ月以内に「Twitter Blue」でテスト予定

Twitterは現地時間の4月5日、投稿済みのツイートを編集できる機能を開発中であることを発表しました。数ヶ月以内に「Twitter Blue」でテストを実施する予定だということです。

これについて、イーロン・マスク氏がユーザーにアンケートを実施したところ、およそ7割が編集機能に賛成という結果になりました。

一方、広く拡散されたツイートに後から詐欺サイトのURLを含めるなど、悪用されるリスクが高いことから、編集機能の実装に慎重になるべきとの声も上がっています。

イーロン・マスク氏によるアンケート:@elonmuskの投稿
イーロン・マスク氏によるアンケート:@elonmuskの投稿
<参照>
Twitter:Elon Musk氏 @elonmuskの投稿

Twitter:Twitter Comms公式アカウントの投稿

ウクライナ情勢に対する取り組みを発表

Twitterは日本時間の4月6日、ロシアをはじめとした一部の政府系アカウントの拡散や推奨を差し控えると発表しました。この措置は、当該国でTwitterへのアクセスが遮断されているか否かに関わらず適用されるとのことです。

「国家が自国内の情報への自由なアクセスを制限もしくは遮断する行為は極めて有害である」とTwitterの信念に反する現状を非難しています。

さらに、捕虜を虐待する意図で投稿されたコンテンツについても言及しており、投稿者が誰であれ削除を求めるとしています。

<参照>
Twitter Blog:ウクライナ情勢に対するTwitterの取り組み(政府関連アカウントへの新たな対応)

不本意なメンションを避ける「アンメンション」提供開始

Twitterは現地時間の4月7日、「Unmentioning」(日本では「この会話から退出」)機能を一部のユーザーのWebアプリで提供開始したことを明かしました。

「この会話から退出」を選択すると、その後の会話にはメンションされなくなり、不本意な「@ツイート」を防ぐことが可能です。

<参照>
Twitter:Twitter Safety公式アカウントの投稿

投稿画像の代替テキスト「altテキスト」を追加する機能が登場

Twitterは現地時間の4月7日、ツイートの画像に代替テキストを入力する機能を追加したと発表しました。

ツイートの画像の左下に「ALT」(日本では「代替」)バッジが表示されている場合代替テキストが入力されており、画像がWebブラウザで表示できない場合に代わりに表示させることができます。

これにより音声読み上げが可能になることから、アクセシビリティの向上にもつながると期待されています。
「altテキスト」のイメージ:@TwitterA11yの投稿
「altテキスト」のイメージ:@TwitterA11yの投稿

<参照>
Twitter:Twitter Accessibility公式アカウントの投稿

動画の自動字幕を表示/非表示できる「CCボタン」のテスト開始

Twitterは現地時間の4月22日、動画の自動字幕の表示、非表示を切り替える「CC(Closed Caption)」ボタンのテストを、一部のiOSアプリユーザーを対象に開始したと発表しました。

「CCボタン」は動画の右上に表示され、タップすると字幕の表示/非表示を切り替えることができます。
「CCボタン」テスト開始を伝えるツイート:@TwitterSupportの投稿
「CCボタン」テスト開始を伝えるツイート:@TwitterSupportの投稿

<参照>

Twitter:Twitter Support公式アカウントの投稿

Instagramの4月のニュース

ここでは、2022年4月のInstagramに関するニュースや動向を解説します。

フィード内の商品タグ、全ユーザーが利用可能に

Instagramはアメリカの現地時間4月18日、フィード投稿商品タグを追加する機能を米国内の全てのユーザーが利用できるようにしたと発表しました。

商品タグ機能はこれまで、クリエイターやブランド向けに提供されており、商品へ簡単にアクセスできるようになる機能として、収益化に活用されてきました。

今回の変更では、この機能がそのまま一般ユーザーへ拡大された形となります。
商品タグのイメージ:Meta Newsroomより
商品タグのイメージ:Meta Newsroomより

<参照>
Instagram blog:フィード内の商品タグ付けをすべての人に拡大

リール動画にクリエイターのカテゴリを表示できる機能が登場

Instagramは現地時間の4月25日、リール動画に関するアップデートを実施しました。

クリエイターのアカウントをタグ付けするとき、アカウント名だけでなくクリエイターのカテゴリも表示することができるようになり、「ダンサー」や「写真家・フォトグラファー」など、各クリエイターがどのような役割で制作に関わったのかというクレジット情報を、より分かりやすく示すことが可能になりました。
クリエイターのカテゴリ表示:Meta Newsroomより
クリエイターのカテゴリ表示:Meta Newsroomより

<参照>
Meta Newsroom:Instagram、リール動画にタグ付けするクリエイターのカテゴリを表示できる機能を導入

Instagram、DMに多数の新機能が登場

Instagramは現地時間の4月1日、DM(ダイレクトメッセージ)に関する新機能をツイートで多数発表しました。

具体的には、投稿の紙ヒコーキのアイコンを長押しすることで投稿をすぐにDMで共有できる機能や、「@silent」をつけることで友達に通知を送らずにDMを送ることができる機能などが発表されています。

これらの機能は、一部エリアを対象に実装が開始されており、今後グローバルに提供が開始される見込みです。
紙ヒコーキのアイコンから投稿を共有する画面:@instagramの投稿
紙ヒコーキのアイコンから投稿を共有する画面:@instagramの投稿

<参照>

Twitter:Instagram公式アカウントの投稿

LINEの4月のニュース

ここでは、2022年4月のLINEに関するニュースや動向を解説します。

LINE広告、LINEアプリの「ホーム」タブ内での広告配信開始

LINEは4月5日、運用型広告配信プラットフォーム「LINE広告」において、コミュニケーションアプリ「LINE」の「ホーム」タブでの広告配信を開始したと発表しました。

「LINE」内の様々なコンテンツを集約している「ホーム」タブでの広告配信によって、幅広いユーザーへのリーチを実現できると期待されています。
「ホーム」タブ内の広告掲載箇所:LINEより
「ホーム」タブ内の広告掲載箇所:LINEより

<参照>
LINE:LINEの運用型広告プラットフォーム「LINE広告」、新たに「ホーム」タブでの広告配信を開始

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