マクドナルドの12月の既存店売上は、前年比2.4%増でした。
12月24日から30日までの間、「マックフライポテト」のM、Lサイズの販売を一時販売中止するというトラブルがありながらも、売上を増加させました。
※1月7日16:00追記
日本マクドナルドは「マックフライポテト」のMサイズとLサイズの販売を再び一時休止することがわかりました。(参照:FNNプライムオンライン)
マクドナルド、12月売上2.4%増
マクドナルドは、12月の既存店売上が昨年に比べて2.4%増加したと発表しました。
ジャガイモの輸送拠点のバンクーバーが水害で被害を受けたため、12月下旬にフライドポテトのM、Lサイズの販売を一時中止しましたが、影響は限定的だったようです。
12月30日には空輸などでジャガイモを確保し、通常販売を再開しました。
通年では9.7%増、テイクアウト・ディナー帯好調
マクドナルドの21年度の売上は、20年と比べて9.7%増加しました。4半期ごとの既存店売上高はこのようになっています。
- 1~3月期:9.0%増
- 4~6月期:9.6%増
- 7~9月期:13.2%増
- 10~12月期:6.9%増
緊急事態宣言などの発令下で多くの飲食店が時短営業を行う中、マクドナルドはデリバリー・テイクアウトでの営業を続けており、ディナー帯の売上が伸びました。感染が最も拡大した7~9月期に最も売上を伸ばしており、テイクアウト需要が全体の売上を押し上げたことがわかります。さらにオリンピック開催でのテイクアウト需要が増大したことも、夏場の売上増加の要因として考えられます。
またディナー帯の売り上げも好調です。2020年2月以降、充実を図ってきた「夜マック」が浸透しつつあるようです。
マクドナルドは2020年7月以降、18か月連続で前年同月を越える売上となっており、躍進が続いています。
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<参照>
マクドナルド:沿革・歴史
日本経済新聞:マクドナルド、売上高9.7%増 21年の既存店
読売新聞オンライン:マクドナルド、4都府県で午後8時以降の店内飲食を中止へ…持ち帰りや宅配などで対応
ダイヤモンド・チェーンストアオンライン:マクドナルド、21年の既存店売上高は9.7%増、ドライブスルーなど好調