株式会社エビソルは、運営するサービス「ebica」「グルメサイトコントローラー」を利用する約4,000店舗を対象に、2019年12月30日から2021年9月5日までの飲食店の予約推移のデータをまとめ、発表しました。
調査によると、飲食店の総予約数・1日平均予約件数は全国で前月比95%という結果となり、大きな改善は見られませんでした。
飲食店予約件数、前月比95% 緊急事態宣言による影響も
全国における1店舗あたりの総予約件数は107.6件、1日平均3.1件となり、前月比95%となりました。コロナ以前の2019年と比較すると同月比47%となり、依然として回復までの道のりが厳しい様子がうかがえます。緊急事態宣言下の中、お盆休みによる需要で一時的に予約件数の上昇が見られたものの、16日以降は週ごとに減少しています。
前月比では大阪90%・東京98%で微減
大阪は総予約数118.8件で東京の79.2件を上回りますが、前月比90%、2019年比で45%となり、全国の数値よりも大きい減少幅となりました。
東京では総予約数が79.2件と先月に続き100件を下回り、前月比98%となりました。2019年比では36%と、低い水準のまま停滞しています。
これらの数字からは、東京の飲食店でより苦しい状況に面していることがうかがえます。ワクチンの接種率は上昇しており10月以降の酒類提供自粛などの制限緩和が見込まれてはいますが、回復まで今しばらくの時間を要することが想定されます。
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<参照>
株式会社エビソル:エビソル飲食店予約推移・2021年8月度