新型コロナウイルスの影響を受け、政府は観光業や飲食業を支援するために「Go To キャンペーン事業」を実施しています。
Go To キャンペーン事業は、「Go To Travelキャンペーン」「Go To Eatキャンペーン」「Go To Eventキャンペーン」「Go To 商店街キャンペーン」の4つに分かれています。
この記事では、「Go To 商店街キャンペーン」について解説します。
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Go To キャンペーン事業とは?
Go To Eat キャンペーンとは?
Go To Eventキャンペーンとは?
Go To 商店街キャンペーンとは
Go To 商店街キャンペーンとは、商店街への誘致やイベントの取り組みを支援することで、周辺地域で暮らす消費者や生産者などが「地元」や「商店街」の良さを再認識するきっかけとなる取組を支援することが目的です。
新型コロナウイルスによって、客足が減少したり、イベントが中止されたりなど、商店街にさまざまな影響がありました。政府は商店街に向けて、集客のためのプロモーションやイベントのフォローアップなどを検討しています。国内全域では、1,000件以上のキャンペーン実施が見込まれています。
Go To 商店街キャンペーンの支援内容
ここからは、Go To 商店街キャンペーンの支援内容について解説します。
商店街への支援内容
Go To 商店街キャンペーンに参加する商店街や施設は、イベント資金やノウハウ提供、人材派遣などの支援を受けられます。
支援内容としては商店で実施されるイベントのブラッシュアップ、実施された後のイベントのフォローアップなど、商店街が継続的に賑わう支援を実施します。
1商店街あたり300万円を上限としており、広域連携でプロモーションを実施する場合はさらに500万円(2者以上で連携し事業を実施する場合)を上乗せします。ただし1申請あたら1,400万円が上限です。
事業費の支払いは、原則、事業終了後の後払いとなるので、注意が必要です。
支援対象となる経費、ならない経費
今回の支援内容には、図にあるように地元パフォーマーなどの出演日や感染予防用品などの購入費用、アルバイトの雇用費用などが対象となります。逆に対象外となるのが、プレミアム商品券や金券、備品の購入費用、施設整備費用(ハード事業)などです。
実施対象の事業例
Go To 商店街キャンペーンでは、イベントなどの支援も対象となります。対象となるイベントは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が原因で活気が失われた商店街などのにぎわいを回復できるかや地域の魅力を深く知り、新しい生活様式へのシフト、地域の絆を深められるかが焦点となります。
上記を十分に達成できるイベント、キャンペーン、プロモーションや観光商品開発など、幅広く対象とすることが検討されます。
- 商店街ウォーキング:ウォーキングを通して魅力を発見
- 高校生と作る商店街放送局:地元高校生と商店街のニュースなどを放送し魅力を伝える
- 商店街絶品グルメのレシピブック:商店街のメニューのレシピを配布し、実際の来店につなげる
Go To 商店街キャンペーンに関する注意事項
ここからは、「Go To 商店街キャンペーン」に関する注意事項について解説します。
Go To 商店街キャンペーン募集開始時期(通常募集)
「Go To 商店街キャンペーン」は2020年12月1日(火)〜2021年2月14日(日)に開始する事業で、2021年2月14日(日)までに終了する事業が対象です。
募集開始は2020年10月31日(金)からで、予算がなくなり次第終了となります。また応募締め切りは事業開始日の4週間前までとなっているため、事業の開始と終了、それに伴う応募締め切りに注意が必要です。
Go To 商店街キャンペーンは新型コロナウイルス感染予防対策が必須
Go To 商店街キャンペーンの審査基準には、「新型コロナウイルス感染症対策への取組が適切になされているか」も重要なポイントとなっています。あくまで政府の基本的対処方針や業種別のガイドラインを遵守している施設が対象となります。
また感染症対策の実施状況の調査で、事務局の調査員が個別に訪問する可能性があります。さらに新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の活用が推奨されています。
引き続きGo To 商店街キャンペーンの情報に注目を
「Go To 商店街キャンペーン」は商店街への誘致や商店街での購買につながるイベントなどの取り組みを支援することで、商店街の活気を取り戻すキャンペーンです。
国内全域で1,000件以上のキャンペーン実施を見込んでおり、イベントのブラッシュアップやフォローアップなども実施します。
例えば、商店街でのイベントの実施やテイクアウト対応店舗のサイト作成、オンラインイベントの実施や広報など、幅広く対応しています。
対象となる施設は、政府の基本的な対処方針や業種別のガイドラインを遵守している施設です。
人数制限やイベント実施の可否状況などが未定で開始時期も明確には定まっていないため、今から「Go To 商店街キャンペーン」の申請を考えている施設はまずはガイドラインのチェックから始めると良いでしょう。
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