データや分析環境を提供するSensor Towerは1月19日、2022年の世界の旅行アプリ市場に関するインサイトを発表しました。
2022年1月~10月の世界の旅行アプリダウンロード数は20億回に迫り、コロナ前・2019年同時期を上回っていることが分かりました。
Sensor Tower、世界の旅行アプリの最新動向レポート発表
Sensor Towerは、世界の旅行アプリの収益やダウンロード数の推移、市場別ダウンロード数の推移と合わせて、人気の旅行アプリやトップパブリッシャーの市場実績を紹介するレポートを発表しました。
世界の旅行アプリダウンロード数、コロナ前を上回る
2022年1月~10月の世界の旅行アプリダウンロード数は20億回近くとなり、2019年同時期のダウンロード数を超えました。
なかでも北アメリカやヨーロッパ、ラテンアメリカなどの主要市場における旅行アプリダウンロード数は、2019年の年間水準に近づいています。
日本や中国、韓国、東南アジアなどのアジア市場では、自国アプリが存在感を示しています。
現地パブリッシャーの高德地图(amap)、Kakao T(카카오 T)、Grab Superappは、中国、韓国、東南アジアにおける旅行アプリダウンロードランキングで、それぞれ首位を獲得しています。
また日本では、配車アプリGoが2位を獲得しました。
ライドシェアリング、旅行予約、乗換案内の回復が顕著
市場別では、ライドシェアリング、旅行予約、乗換案内のアプリの回復が顕著となっています。
各サブジャンルのトップアプリのダウンロード数は、2020年第2四半期に前年同期比で平均50%以上減少しましたが、その後大幅に上昇し、特に旅行予約と乗換案内のトップアプリはすでにコロナ前の水準を上回っています。
ライドシェアリングアプリとして世界最多のダウンロード数を誇るUberは数年にわたり首位を維持しており、新興国市場の開拓と拡大に伴い配車アプリinDriveもダウンロード数が増加傾向にあります。
旅行予約アプリでは、オランダの宿泊予約アプリ「Booking.com」が長年トップに君臨しており、2位には短期レンタル民泊予約アプリ「Airbnb」が続いています。
バケーションを楽しむファミリー層に特化した、Expediaによる宿泊予約アプリ「Vrbo Vacation Rentals」は、2020年の7位から2022年の4位へと上昇し、Airbnbよりも速いペースで成長しています。
<参照>
Sensor Tower:[レポート] 2022年世界の旅行アプリ市場インサイト
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