岸田政権初の「まん防」発令へ沖縄など3県に

政府はきょう1月7日午前に開かれた新型コロナウイルスに関する分科会で、広島と山口、沖縄の三県にまん延防止等重点措置を適用する方針を示しました。午後にも正式決定される見込みです。

岸田政権でまん延防止等重点措置が発令されるのは初となります。

まん延防止等重点措置、沖縄など3県に発令

政府は、広島、山口、沖縄の3県にまん延防止等重点措置を適用する方針を明らかにしました。

広島は広島市など5市町、山口は岩国市と和木市の2市、沖縄は全域に適用されます。期間は1月9日から1月31日までです。

3県ではここ数日の新規感染者数が増加しており、山際新型コロナ対策担当大臣は「感染拡大がこのまま推移した場合、近い将来、医療提供体制に大きな負荷がかかりかねない。早急に措置を講ずる必要がある」と述べました。

まん延防止等重点措置が発令されると、知事の判断で時短営業や酒類提供の停止、イベント人数の制限を要請できます。

なお、まん延防止等重点措置が発令されるのは、2021年9月末の解除以来およそ3か月ぶりです。にぎわいがもどりつつあった店舗にとっては打撃となることが予想されます。

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