在宅勤務の普及により、2020年ごろからワーケションなどの新しい働き方が注目され始めました。場所を問わない働き方の増加により社会人の長期旅行が可能となり、旅行需要も数年前とは大きく変化していると米国のAirbnb社は分析しています。
同社は新たな旅行需要に合わせ、5月に続いて多くの機能を刷新と、旅行者の過ごし方の変化について紹介しています。
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Airbnbが50以上の機能を刷新
民泊サービスの米Airbnb社は現地時間2021年11月9日、2021年冬季のアップグレードにて50以上の機能を刷新することを発表しました。
現在の旅行需要をもとに翻訳機能やともに滞在するホストのマッチング、最大12か月先までの検索などの機能を拡張するほか、掲載施設が正確に機能や設備の情報を提供しているのかAirbnb社が確認するなどのサービス向上に努めます。
Airbnb社は今年の5月、すでに100以上の機能刷新を行っているため、今年だけで150以上の改善を加えることとなりました。今回の機能刷新はホストの運用業務支援につながり、つねに変化するゲストのニーズをとらえやすくなるとのことです。
旅行需要の変化についても発表
同社は機能刷新の発表と同時に、海外5か国における7,500人の消費者調査を発表、Airbnbを利用した旅行実態についても説明しました。
同社の発表によると、Zoomなど新しいテクノロジーを活用して在宅勤務が可能となった今、多くの人がより頻繁な旅行や、より長期間の旅行を求めるようになり、旅行需要が大きく変化したとのことです。
実際に9月末の時点で、予約の20%は1か月以上の長期滞在、さらに少なくとも1週間の滞在をしたユーザーは45%にのぼったことや、創業以来、もっとも長期滞在の比率が高くなっていることが明かされています。
なお、日本ではコロナ禍で新たに活動を始めたAirbnbホストの収入が1人あたり約107万円以上となったことも発表されました。
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<参照>
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