Pinterest集客で成功するには?素材集めだけじゃない、自社サイトへの誘導可能

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SNS集客以外の方法として、画像共有ツールのPinterest(ピンタレスト)で新たな流入経路をつくる活用方法が注目されています。

企業のマーケティング方法として活用している例も少なくなく、ECサイトや自社サイトへの誘導にも効果があると期待されています。

本記事では、Pinterestの特徴やSNSとの違い、集客効果を期待できる理由と活用方法を紹介します。

Pinterestの特徴

Pinterestとは、Webサイトにアップロードされた画像の中から好みの画像を集め、コルクボードのように画像をカテゴライズできるツールです。

集めた画像から新たなインスピレーションを受けたり、自分の好きなことをより深く理解したり、さまざまな目的で活用されます。

ここでは、Pinterestでできることやユーザー層、SNSとの違いについて解説します。

画像をピンしてデザインアイデアを共有

Pinterestでは、ユーザーがテーマ別に作成した専用の「ボード」に、お気に入りの画像と「ピン」と呼ばれるURLを集めることで、コレクションを作成できます。

たとえば、料理や旅行、インテリアといったさまざまなジャンルの画像をインターネット上で見つけて集めることが可能です。

行ってみたい旅行先をまとめて想像力を膨らませたり、参考にしたいファッションをまとめたりと、あらゆる使い方ができるのが魅力と言えます。

またPinterest内で欲しい画像を検索したり、他のユーザーがピンしたボードを見たり、また、Pinterestがおすすめするピンを見ることで、お気に入りのピンを見つけることもできます。

インターネット上で他のユーザーと共通の興味や趣味をきっかけにつながることで、新たなインスピレーションを受けたり、自分の好きなことをより深く理解したり、これまで知らなかったことを発見できるようになるといったメリットもあります。

Pinterestの規模とユーザー層(2020年)

2010年に設立したPinterestですが、日々の生活に役立つアイデアを探す、ピナーと呼ばれるPinterestユーザーによるアクセスが瞬く間に増加しました。

2020年7月時点でPinterestのピナーは月間4億人を突破し、保存されたピンは2,000億件以上ということです。

ピナーは設立時から女性層が多く、2020年のPinterest利用率の60%以上を女性が占めています。

全体のピナー年齢層はZ世代(16歳~24歳)とミレニアル世代(25歳~34歳)が伸びており、その利用目的はビジネスから個人の趣味まで多岐にわたります。

SNSとの違い

Pinterestの公式では「Pinterestは未来・自分のためのツールであり、SNSではない」と明記されています。

他のSNSは何か出来事があった過去のことや現在のことにフォーカスして投稿しますが、Pinterestは未来の自分のためにアイデアを貯めるツールという違いがあります。

Pinterestで集客アップを期待できる理由 

Pinterestを活用したマーケティングにおける効果や可能性を3つ紹介します。

自社サイトへの誘導が可能

海外では、Pinterestの参照リンクからのWebサイトへの誘導率が、Google+やFacebook、Twitterを上回っていると言われています。

ユーザーがピンした画像は、他のユーザーによってPinterest上に拡散されていきます。

企業側はこの流れを利用し、自社コンテンツをピン(投稿)するとともに、自社サイトURLも載せておくことで、自社サイトへ誘導することができます。

コンテンツが広がるだけでなく自社サイトへのリンクも広がることになるため、結果的に自社サイトへのアクセス誘導率が高まり、集客拡大にもつながる仕組みです。

Pinterestアナリティクスで効果的に運用

Pinterestのビジネスアカウントならアナリティクス機能が利用できます。

ビジネスアカウントは登録無料でいつでも簡単に切り替えられます。

Pinterestアナリティクス投稿したピンの表示回数や保存された回数、ピンからサイトへアクセスした回数などのデータを収集し、分析できるツールです。

ユーザーのニーズを読み取り、需要のある情報や画像を用意することで、より多くのユーザーの注目を集められるようになるでしょう。

集客アップできるPinterestの活用方法と活用事例

ここからは、集客アップに効果のあるPinterestの活用方法を2つ、活用事例を1つ紹介します。

1. 簡単にショップカタログ作成

Pinterestにはネットショップやウェブサイトのリンクを設定することで、商品画像をアップできます。

このようにすることで、Pinterestがショップカタログの役割を果たします。

また、Pinterestからネットショップやウェブサイトにユーザーがアクセスできるようになり、Pinterest経由の集客も可能です。

2. 詳細情報の設定とモバイル対応は必須

Pinterestにアップする画像には、その画像のついての詳細情報が設定できるようになっています。

たとえば、アップロードをする際に「検索キーワード」を設定しておくことで、ユーザーがそのキーワードを検索すると、検索結果に自社が投稿した画像が表示させることが可能です。

さらにユーザーを満足させるためには、画像一つひとつにしっかりとその商品についての説明を記載することが大切です。

他にも、Instagramのように「ハッシュタグ」を設定できます。

「ファッション」「着こなし」といった商品に関連するワードをハッシュタグとして設定しておくことで、より多くのアクセスを集めることが期待できるでしょう。

Pinterestのユーザーは、デスクトップよりモバイルやスマートフォンアプリから閲覧する割合のほうが多いとされており、モバイル対応は必須でしょう。

たとえ自社サイトへ誘導することができても、モバイル対応していないことに不満を感じるユーザーは興味が無くなってしまうことが懸念されます。

Pinterestに限りませんが、SNSを活用したマーケティングを行う際は、自社サイトのモバイル対応化は必須です。

3. ファションブランド「GAP」

世界的に有名なファッションブランド「GAP」もPinterestを導入しており、2018年7月現在でアカウントの月間閲覧者数は1,000万人を超えています。

GAPのPinterestは、プロダクトピンとボードを使いこなしている点が特徴的です。

プロダクトピンとは、商品の価格や在庫状況、購入先などの情報を表示したピンであり、実際に掲載している商品をサイトから購入できる場合にのみ追加することができます。

GAPのボードは大きく2種類に分けられます。

1つは、その年のコレクションを紹介するためのボードです。

商品紹介が目的のため、値段表示などがされています。

もう1つは、GAPの製品を使ったコーディネートを紹介するボードです。

「Styld」という、コーディネートを共有するメディアから画像を転載しボードにしたものから、Instagramに載せることを目的に作られたボードもあります。

カジュアルブランドであるGAPは、それぞれのボードが持つ特徴を意識し、カジュアル感を保ちつつ撮影の構図を工夫し、安っぽく見せないような工夫をしているのも特徴的です。

店舗とは違った角度から商品を紹介していることから、ECサイトとしての役割にも効果があるほか、販売ルートの多様化にも効果を発揮してます。

Pinterstをうまく活用し、自社サイトへの誘導を図ろう

4億人の月間ユーザーを抱えるSNSとして成長を続けるPinterestは、自分のためにアイディアを集められるツールであるという大きな特徴があります。

法人アカウントであれば「Pinterestアナリティクス」を活用しデータ解析ができるほか、うまく活用することで自社サイトへの誘導も活性化できます

Pinterestを集客に活かす場合は、ユーザーに刺さる画像をアップロードし、GAPなど他の企業のアカウントを分析しながらユーザーの心を掴むようなボードを作る重要と言えます。

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