非接触の葬儀への関心が高まっている
株式会社くらしの友は、「新しい葬儀スタイル」に関する意識調査を行い、新しい葬儀スタイルの認知度・抵抗感についての調査結果を発表しました。調査対象は40~70歳代の男女400人、調査期間は2020年7月22日~27日です。
最初に、「新しい葬儀スタイルの抵抗感」に関する調査結果を2018年に行ったものと比べてみると、デジタル系サービスを中心として抵抗感が減少傾向にあることが見えてきました。
「葬儀のネット動画配信」については、3番目に抵抗感が高い項目ですが、2018年の調査から抵抗感は大きく減少しています。
コロナ禍で今までのような葬儀を執り行うことが困難になる中、さまざまなメディアで「葬儀のネット動画配信」が新しい葬儀スタイルとして取り上げられたことで、抵抗感の低下に繋がったのではないかと考えられます。
抵抗感があるという人からは「必要性を感じない」という声が多くありましたが、受容側の人からは「参列が難しい人にも偲んでもらえそう」など、参列者の利便性を踏まえる回答が目立ちました。
次に、「新しい葬儀スタイル」の認知度を調査したところ、「樹木葬(墓地・霊園に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔うもの)」「散骨(墓を作らず火葬後の焼骨を粉末状にし、海や山中・空などに散布して故人を弔うもの)」が、どちらも約半数の人の認知を獲得していることがわかりました。
「葬儀のライブ動画配信」は、認知が3倍以上と大きく増加しています。コロナ禍で「オンライン飲み会」「オンライン結婚式」など、さまざまなオンライン化が広まり、「オンライン葬儀」もメディアに多く取り上げられたことで、認知度が上がったといえるでしょう。
SNSでの訃報・葬儀案内への抵抗感も減少
「SNSなどを活用した訃報・葬儀案内のサービス」の抵抗感について調査すると、約半数の人が抵抗感を示す結果になりました。
しかし、2018年の調査からは抵抗感を示す人が4%減少しています。特に60代・70代の抵抗感は大きく減少しており、60代は11%、70代は9%減少しました。
「抵抗がある」理由としては「人の死を知らせる方法として軽い印象がある」という声が1番多くありましたが、新型コロナウイルスの流行をきっかけにさらなる広まりをみせる可能性もありそうです。
株式会社くらしの友プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000020574.html
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