新たなSNS「Bluesky」とは?Twitter(X)や他のSNSとの違い、登録・使い方まで徹底解説

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X(旧Twitter)に代わる新しいSNSとして注目を集める「Bluesky」。2024年2月に招待制の廃止を発表すると、X上でBluesky関連のワードがトレンドに上がるなど大きな話題を呼びました。

開始からすでに多くのユーザーを獲得しているこのSNS、他のサービスと何が違うのでしょうか。本記事では、Blueskyの基本情報から登録方法、使い方までわかりやすく解説します。

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Blueskyとは?特徴とユーザー数


Blueskyは、旧Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが立ち上げた“次世代SNS”で、プライバシー保護を重視する新しいSNSとして注目が高まっています。

“次世代”と言われるゆえんは、他のSNSとデータの管理方法が大きく異なるから。たとえば、Xは運営企業であるX Corpがすべてのデータを管理していますが、Blueskyではユーザー自身がデータの所有権を持ち、自身のデータをコントロールできます。

ユーザーはより透明性の高い環境で情報を共有し、自身のプライバシーを保護できます。ひとつの場所にデータが集中することを防ぎ、さまざまな場所で情報が共有・管理されるため、より安全で自由なコミュニケーションが可能になるのです。

Blueskyの登録ユーザーは2024年2月8日時点で400万人ほど。2019年にスタートした新興SNSではあるものの、インターネットの初期理念である、オープンで自由な情報交換への回帰を目指したサービスに、多くのユーザーの支持が集まっているようです。

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参考:Bluesky公式X(2024年2月8日)

Blueskyと他のSNSの違い

Blueskyと他のSNSとの違いは、データ管理の方法以外にもいくつかあります。

使い方についてはXとほぼ同じですが、一度に投稿できるテキストの数はXの140文字に対して Blueskyは300文字まで可能です。Blueskyのほうが投稿できる文字数は多いものの、DM(ダイレクトメッセージ)機能や鍵アカウント機能はありません。

また、従来のSNSの多くは、ユーザーの閲覧履歴などに基づいてタイムラインに情報を表示させる仕様が主流でした。一方、Blueskyでは、ユーザーが自分の興味や好みに基づいて表示させるコンテンツを自由にカスタマイズできます。「どんな情報を表示するか」をユーザー自身で決められるので、情報をより能動的に取得できるSNSと言えるでしょう。

具体的には、Xにはトレンド機能があり、話題の情報を効率的に閲覧できます。しかしBlueskyにはトレンド機能がなく、ハッシュタグ機能も現時点ではありません。代わりに自分の興味のある内容に「フィード(タイムライン)」をカスタマイズできます。自身の興味関心によって表示させる情報を自由に選べる点が、Xをはじめとした他のSNSとの大きな違いです。


Bluesky Twitter
文字数 300文字 140文字(標準)
画像 最大4枚 最大4枚
動画 ×
フィード(タイムライン) カスタム可能 フォローしているユーザー
おすすめ
DM ×
鍵アカウント ×
検索 ユーザー名、キーワード ユーザー名、キーワード、ハッシュタグ
#(ハッシュタグ) ×
広告 なし あり
アカウントの引き継ぎ ×

なぜBlueskyに注目が集まっているのか

Blueskyの注目度が高まっている理由のひとつには、一般ユーザー向けの登録が開始されたことが挙げられます。2023年1月にスマートフォン用アプリが公開されてからの約1年間は、既存のユーザーからの招待制を採用していました。

しかし2024年2月6日にBlueskyは招待制を廃止。アプリをダウンロードすれば、誰でも利用可能な状態になったことでユーザーの増加が加速しました。これを受けてXでは、Bluesky関連のワードが次々とトレンドに上がるなど、大きな話題を呼びました。

XやFacebookなど既存のSNSに対してユーザーの不信感が大きくなっていることも影響していると言われています。SNSに対するプライバシー侵害や情報操作への懸念が世界中で叫ばれるなかで、高い透明性を謳うBlueskyが新たなSNSの選択肢となると期待されているのです。

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Blueskyの登録方法

次にBlueskyの登録方法を解説します

1:アプリをダウンロード

▲アプリストアで「Bluesky Social」を検索:編集部キャプチャ

アプリストアで「Bluesky Social」をダウンロードします。もしくはパソコンのブラウザ( https://bsky.app/ )からもアカウント作成が可能です。

2:「新しいアカウントを作成」をクリックして必要事項を記入

▲必要事項を入力:編集部キャプチャ

メールアドレス、パスワード、生年月日を入力フォームに記入します。ホスティングプロバイダーはデフォルトで設定されている「BLuesky」にしておけば、公式サーバー(bsky.social)上にアカウントが作成されます。

3:ユーザーハンドル(ID)を決定

▲ユーザーハンドルを入力:編集部キャプチャ

ユーザーハンドルは文字と数字のみ使用可能で、少なくとも3文字で設定する必要があります。後から変更できます。

4:興味のあるカテゴリを選択

▲興味のあるカテゴリを選択:編集部キャプチャ

興味のあるカテゴリを選択します(複数選択可)。選択したら「続行」をタップします。

5:興味がありそうなアカウントをフォロー

▲興味のあるアカウントをフォロー:編集部キャプチャ

選択したカテゴリに合わせて、Blueskyから最初におすすめのユーザーが紹介されます。フォローしたいユーザーがいたら「フォロー+」を、のちほどじっくり決めたい場合は「スキップ」をタップします。

6:デフォルトフィード(タイムライン)を選択

▲フィードをカスタマイズ:編集部キャプチャ

Blueskyの特徴はフィード(タイムライン)を選択できる点です。ここではフォローしたユーザーの「返信」「リポスト」「引用」を表示するかしないか選択できます。こちらも後から変更できるので、デフォルトの設定のままで先へ進みます。

7:メインフィードの選択

▲フィードを好みに合わせてカスタマイズ:編集部キャプチャ

他にもさまざまなフィードを選択できます。アートやアニメ、ゲームなど、特定の話題に特化したフィードも選択可能です。同じ趣味を持つ人同士でのコミュニティ形成がスムーズに進むよう設計されています。

8:見たくないものを選択

▲フィードに表示させたくない要素を選択:編集部キャプチャ

暴力的な情報や画像などを含む投稿スパムなどを事前に表示させないよう設定できます。ここでもデフォルトの設定のままで先へ進みます

9:準備完了

▲登録完了:編集部キャプチャ

これでBlueskyへの登録は完了です。5分もあれば登録できます。

Blueskyの使い方

基本的な使用方法はXとほぼ同じです。

プロフィールの設定

▲Blueskyのプロフィール入力画面:編集部キャプチャ

他のSNSと同じように、Blueskyでも最初にプロフィールを設定します。プロフィール写真、自己紹介文を追加して自分を表現します。趣味や興味のあることを書くと、似た興味を持つユーザーとつながりやすくなります。

アカウントのフォロー

興味のあるアカウントをフォローします。投稿する際にはテキストと写真を使用できます。コメントやリプライで他のユーザーとコミュニケーションが取れます。

フィードをカスタマイズ

フィードはアカウント設定後に変更・追加が可能です。フィードをカスタマイズして、自身にとって重要な情報を優先的に表示させられます。

投稿とコミュニケーション

▲Blueskyの投稿作成画面:編集部キャプチャ

同じ趣味や興味関心を持つ人同士が特定のテーマのフィードを介してつながりやすいのがBlueskyの良さです。Xと違い「いいね!」や「リポスト」以外の数(インプレッション数など)が現時点では測定できないため、「純粋にSNS上でのやりとりを楽しめる」と好評な意見も聞かれます。

Blueskyで「改めて」SNSを楽しむ

新しい時代のSNSとして注目が高まるBluesky。「いいね!」の数を競い合い、ヘイトが横行する現状のSNSの世界に対し、改めて「楽しいコミュニケーションツール」としてのSNSの役割を提案しています。

今後どのような機能が実装されていくかは未知数ですが、改めてSNSの使い方や向き合い方を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

Xの代替SNSとして注目を集めているサービスは『Twitterの代替SNS 9選!Metaの新SNS「Threads」が有力か?』の記事で紹介しています。合わせてご覧ください。

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