病院なびに掲載するには?病院検索サービスや口コミ投稿機能について解説

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

「病院なび」とは、月間約1,420万人のユーザーが利用する病院検索サイトです。

病院なびには診察時間や病院の詳細説明などを登録できるため、情報を登録しておくことで病院の利用を検討しているユーザーの目に留まりやすくなり、予約数の増加に期待できます。

本記事では、病院なびの概要や、病院なびの掲載方法、病院なびの施設掲載ページについて紹介します。

病院なび

病院なびとは

病院なびは医療機関専門の検索サイトで、公式サイトによると月間利用者数は約1,420万です。概要について紹介します。

全国の病院を対象

病院なびの特徴は、主に保険医療を取り扱う病院やクリニック、調剤薬局の情報を取り扱っている点にあります。

保険医療が治療の中心ではない鍼灸院や整骨院、助産院といった医院は現在掲載の対象外となっています。

また、カウンセリング、美容医療などを取り扱うクリニックも掲載対象外のため、あらかじめ保険医療がメイン施設のみに絞りこまれた状態から用途にあう病院を探し出すことができます。

ウェブサイトでサービスを提供しており、スマートフォンアプリなどは展開されていませんが、スマートフォンからアクセスするとその幅に合わせて表示が調整されます。


病院なびのトップページ
▲病院なびトップページ:病院なび

口コミ投稿

病院なびでできることは主に「検索」と「コンテンツ閲覧」の2つで、検索機能では地域、駅、所在地やフリーワードなどで病院を探すことができます。

病院なびには口コミ投稿機能もありますが、病院なび公式サイトによるとできることに口コミ投稿の記載がなく、施設のページでは「現在投稿を見合わせております」の文言があります。

また、口コミを投稿できるユーザーを利用履歴等で制限することが可能かどうかについては説明はありません。(2021年6月現在)

口コミへの返信機能あり

病院なびには病院を利用したユーザーが良い評判を残せる「口コミ機能」があります。(2021年6月現在は掲載を中止)

寄せられた口コミに返信できる機能もあり、寄せられた口コミの右下にある「≫この口コミにコメントする(医療機関の方向け)」という文言をクリックすると返信画面が立ち上がる仕様です。

増患支援サービスも提供

病院なびのもう一つの特徴に、患者を増やすための支援サービスとも連携しているという点が挙げられます。

病院なびと連携している増患支援サービスには「初診受付サービス」「人間ドック予約サービスがあります。

初診受付サービスは東邦薬品株式会社が提供しているもので、事前に診療準備ができる問診機能がついています。

人間ドック予約サービスは、病院なびの掲載ページに人間ドック専用の予約機能を付けられるサービスです。料金形態は公式ページに記載されていないため、料金について詳しくは病院なびの「医療機関の皆さまへ」ページから問い合わせる必要があります。

病院なびの掲載方法

この項目では、病院なびに医療機関の情報を掲載するために知っておきたいことを紹介します。

掲載方法

病院なびでは電話での受付を行っていないため、病院なびにクリニックの情報を掲載するには公式ページから問い合わせる必要があります。

病院なびの新規登録フォームは、病院なびのトップページ右上にある「医療機関の皆さまへ」ページからアクセスできます。

新規登録フォームにあるお問い合わせの種類から「新規掲載依頼」を選択し、掲載用写真やメールアドレス、名前などの必要事項を入力して送信します。

掲載料金は無料

病院なびで情報を掲載、更新するのに、料金はかかりません。

初期費用や月額費用などもかからず、無料で利用できます。

前述のとおり病院なびに掲載できる病院の種類は「保険診療を中心に行っている病院、クリニック、保険調剤薬局」のみで、美容医療や助産院、カウンセリングルームといったタイプの施設は登録できません。

そのため掲載を希望する施設のタイプが病院なびの方針と一致していることを確認しておく必要があります。

掲載資格

病院なびに掲載可能な施設は、保健所に届け済みの医療機関や調剤薬局のみです。

また、掲載にあたって病院の名前と住所、そして一つ以上の広告可能な診療科名が必須となります。

そのほかには、「全国ナンバーワン」「最新の技術」「施術は1,000円〜」といった事実を確認しにくい情報や、患者の混乱を招く文言は掲載できない仕組みです。

問い合わせ窓口

その他にも、掲載用写真の規定や利用規約など、病院なびへの情報掲載にあたり守るべき事項があります。

たとえば、掲載写真はスタッフ、外観や内装を映したものの利用が推奨されており、ロゴマークや医療機器、病院のキャラクターといった雰囲気が伝わりづらいもの単体での写真掲載は受け付けていません。

掲載に関するその他の事項は、「医療機関の皆さまへ」ページの「新規掲載依頼」にある問い合わせ窓口から確認が可能です。

病院なびの施設掲載ページ

この項目では、病院なびにおける施設掲載ページの構造やGoogle マップに掲載される施設情報との比較を紹介します。

基本構造

病院なびの施設掲載ページの基本構造は、「基本情報」「写真」「受診時間」「予約サービスへのリンク」「公式ホームページへのリンク」「求人の有無」「口コミ」などの要素から成っています。

施設のページを開くとまず医院の写真が表示され、続いて住所や診療時間などを確認できます。診療時間の欄にはあわせて混みやすい時間帯などの補足もあり、患者が予約しやすい表示です。

また、人間ドックの予約サービスを利用している場合は予約ページへのリンクが表示されます。

ページ最下部には利用者からの口コミ欄があり、利用者の感想を通じて医院の雰囲気を調べられます。

Googleマップに掲載できる情報と、病院なびを比較

病院なびの施設ページには、病院の住所や診療科目といった基本情報以外に、地図情報や口コミも掲載されています。

Google マップと同等の機能があることに加え、病院なびでは掲載ページ上で「前月」「前々月」「過去12カ月間」のページアクセス数を確認できるため、ユーザー間での注目度が伝わりやすいという特徴があります。

一方、写真の登録枚数は4枚が上限とされる病院なびと異なり、Google マップでは静止画や360°ビュー写真などさまざまな媒体の情報を登録できます。院内の雰囲気を伝えるという目的も達成するには、Google マップとの併用が望ましいと考えられます。

病院なびでは病院情報の掲載と口コミ収集が可能

医療機関専門の検索サイト「病院なび」は、主に保険医療を扱う病院、クリニックや、調剤薬局などの掲載を目的にしたウェブサービスです。

病院なびの掲載料や更新料は無料なため、保険医療を扱う病院であればいつでも手軽に利用開始できるという点がメリットです。

また、病院なびでは基本情報や口コミ機能に加え、Googleマップにはないアクセス数の表示機能もあるため、医院の注目度をユーザーにアピールするという目的でも適したサービスといえそうです。

こうした特徴を持つ病院なびを活用することで患者からの口コミやアクセスが集まり、クリニックの集客に役立てられるでしょう。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

<参照>
病院なび:クリニック・診療所・医院・病院検索 【病院なび】
病院なび:コメント投稿フォーム(医療機関様向け)
病院なび:医療機関の皆様へ
病院なび:病院なびについて

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

    この記事の筆者

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。