旅行者の9割近くがGoToトラベルを利用：7割以上は複数回利用している
トラベルズー・ジャパン株式会社は、運営しているオンライン旅行メディア「トラベルズー」にて、「Go To Travelキャンペーン」の2020年における利用実態と、2021年に旅行する場合の選択基準を調査しました。調査対象はトラベルズー・ジャパン会員1,599名、調査期間は1月7日～11日です。
同調査で「1回以上旅行をした」と回答した人に対し、「Go To Travelキャンペーンを利用して旅行したか」と尋ねると、88.8％の人が「はい」と回答しました。
Go To Travelキャンペーンを利用した旅行回数では、7割以上の人が、同キャンペーンを2回以上利用していることがわかりました。
▲Go Toトラベルキャンペーンを利用した旅行回数に関する回答：トラベルズー・ジャパン株式会社
またGo To Travelキャンペーンを利用して訪れた都道府県について尋ねたところ、「沖縄県」「京都府」「北海道」「静岡県」が15％を超えており、人気の高い場所となっています。
旅行での支払額「4万円以上」25%超え：GoToは高単価な旅行の起爆剤に
「Go To Travelキャンペーンを適用した旅行の支払い実額（飲食やレジャー等にかかる諸経費を除く）」を尋ねると、1番多い回答は「10,000～15,000円」で32.7％でした。僅差で「15,001～20,000円」「20,001～30,000円」と続いています。
一方、「40,001円以上」も25%以上の回答を得ています。Go To Travelキャンペーンでは最大2万円の補助が受けられることから、豪華な旅行を喚起したようです。
Go To Travelキャンペーンは、単価の高い旅行の起爆剤となり、観光業の回復に寄与したといえるでしょう。
Go To Travelキャンペーン利用の旅行の人気は「温泉」
「Go To Travelキャンペーンを利用した国内旅行の目的」を尋ねると、「温泉」が59.7％と高く、次に「現地グルメ」「ホテル滞在」となりました。
「その他」という回答の中には「結婚式」「ドライブ」「マリンスポーツ」など多岐にわたっており、さまざまな目的でGo To Travelキャンペーンが利用されていたことがわかりました。
また「Go To Travelキャンペーンを利用した旅行の同行者」について尋ねると「夫婦・恋人」が48.4％、「家族」が43.7％とその他の回答と大きく差をつけました。関係が近い相手と旅行に出かけた人が多い結果となっています。
さらに「Go To Travelキャンペーンを利用した旅行の、自宅から旅行先までの移動時間」については、「180分以上」が61.8％でした。2020年に注目された「マイクロツーリズム」の影響か、「90分未満」と回答した人は23.6％となり、5人に1人が自宅から近圏の旅行を楽しんだことが見えてきました。
2021年は「混雑を避けて旅行したい」：行き先は「沖縄」「海外」
次に、「2021年にGo To Travelキャンペーンを利用して旅行する場合の選択基準」について聞いたところ、約半数の人が「混雑している時期や旅先を避けて計画したい」と回答しました。三密回避をしながら、旅行を楽しみたいと考えている人が多いことがわかります。
国内外を問わず、2021年に旅行を検討している時期について聞くと「5月」が32.5％、「3月」が28.5％、「10月」が27.5％と目立っています。
「2021年の旅行先として検討している場所」について、選択肢に海外も含めて聞くと、1位は「沖縄」、2位は「海外」という結果になりました。自由に海外旅行を楽しめる日が戻ってくるのを待ち望んでいる人が多いことがわかります。
トラベルズー調査結果ページ
https://www.travelzoo.com/jp/blog/go-to-travel20202021/
トラベルズープレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000045034.html
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