オンラインレッスンの「認知」は75％、利用経験ありは11.6％と少数派
MMD研究所は、2月17日、予備調査では15歳～69歳の男女6,607人、本調査ではオンラインレッスン利用経験者441人を対象に2021年1月15日～1月26日の期間で「オンラインレッスンに関する利用実態調査」を実施した結果を発表しています。
まず、予備調査において「オンラインレッスン」の認知・利用状況について尋ねたところ「サービス内容は知っているが、利用したことはない」（35.4％）、「全く知らない」（25.0％）「『オンラインレッスン』という言葉は聞いたことがあるが、サービス名や内容は知らない」（18.7％）が上位となっていることがわかっています。
また、この予備調査の結果を分析したところ「認知」（75.0％）、「内容理解」（50.4％）、「利用経験」（11.6％）という結果が得られています。
オンラインレッスンの人気ジャンル「外国語」男女ともに3割超が利用経験あり
オンラインレッスン利用経験者766人（男性410人・女性356人）を対象に、オンラインレッスンで利用経験のあるジャンルを複数回答で尋ねたところ、男性は「外国語」（36.3％）、「ビジネス」（24.9％）、「IT・プログラミング」（23.9％）の順となり、女性は「外国語」（37.1％）、「ヨガ・フィットネス・スポーツ」（23.0％）「料理」（17.7％）の順となっています。
また、今後やってみたいジャンルについては、男女ともに1位は「外国語」となっています。
オンラインレッスン未経験でも「やってみたいジャンルがある」45.4％
一方、オンラインレッスンを利用したことがない5,841人を対象にオンラインレッスンでやってみたいジャンルがあるかを尋ねたところ、「やってみたいジャンルがある」と回答した人は45.4％にのぼることがわかりました。やってみたいジャンルを複数回答で聞いたところ、同じく「外国語」が43.8％と一番多いことがわかっています。
オンラインレッスン経験者のうち、有料利用希望者が「払ってもいい」金額は平均3,884円
予備調査ではオンラインレッスン利用経験者441人を抽出し、オンラインレッスンで実際に1か月あたりに「払っていた」金額と、1か月あたりに「払ってもいい」金額をそれぞれ尋ねています。これによればオンラインレッスン有料利用者が実際に「払っていた」金額は平均3,450円、有料利用希望者が「払ってもいい」金額は平均3,884円という結果となっています。
なお、オンラインレッスンのメリットについては「気軽に始められる」「交通費や移動時間が節約できる」、一方デメリットは「やり取りにタイムラグが出る」「確認したい箇所を細かくチェックできない」といった声が多数寄せられています。
MMD研究所 オンラインレッスンに関する利用実態調査
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1932.html
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