2月よりさらに大きな落ち込み
日本百貨店協会は、2020年3月の免税売上高・来店動向を4月24日に発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、2か月連続で大きなマイナスとなっています。
3月の免税総売上高は、約47億5,000万円。前年同月比でみると、前月の34.6%からさらに大きく減少し、14.3%となりました。
一般物品の売上高は約18億9,000万円で、前年同月比11.7%。化粧品、食料品などの消耗品売上高は、約28億6,000万円で、前年同月比16.8%となりました。
購買客数も大きく減少し、約3万人となり前年同月比でみると、年明けの1月は108.7%、新型コロナウイルス感染症による影響で2月は30.7%、3月はさらに落ち込み6.6%となりました。
1人あたりの購買単価は、159,000円でこちらは全国月間平均216.2%です。
化粧品、ハイエンドブランドは引き続き人気
人気のあった商品は、1位が「化粧品」、2位が「ハイエンドブランド」、3位が「食品」、4位が「婦人服飾雑貨」、5位が「子供服・雑貨」でした。
免税手続きカウンターに来店した訪日外国人は、1位が「中国本土」、2位「香港」、3位が「韓国」、4位「台湾」、5位「シンガポール」、6位「マレーシア」、7位「タイ」となっています。
3月は新型コロナウイルスの感染拡大により、前月に続き大きなマイナスとなりました。
日本百貨店協会のプレスリリース
https://www.depart.or.jp/press_release_other/cat/
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