QR決済利用最多は「PayPay」、現金決済は毎年減少傾向に：2021年1月 QRコード決済利用動向調査

普段の支払い方法は「現金」が最多：ただし毎年減少傾向に

MMD研究所が1月1日から4日にかけ、全国の18歳から69歳までの男女45,000人を対象に、2021年1月スマートフォン決済（QRコード）利用動向調査を実施し、その結果を1月20日に発表しました。

同調査において普段の支払い方法について聞いたところ、「現金」という回答が1番多く90.8％となり、「クレジットカード」が73.3％、「スマホ決済（タッチ式、QRコード式含む）」が41.2％などと続きました。

また、普段の支払い方法の割合を2019年7月、2020年1月、2020年7月、2021年1月と年別に比較したところ、「スマホ決済（タッチ式、QRコード式含む）」の割合が、2020年7月の37.8％から大きく増加し、41.2％になっています。一方現金の利用は減少傾向にあることがわかります。

QRコード決済の認知・利用状況について聞いたところ、「現在利用している」という回答が1番多く33.3％で、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」が19.4％、「QRコード決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」が14.6％などと続いています。

「現在利用している」と回答した人に、1番多く利用しているQRコード決済サービスはどれか聞いてみると、2位の「d払い」の18.2％に大きく差をつけて、1位となったのが「PayPay」で43.1％でした。

また、1番多く利用しているQRコード決済サービスをいつから使い始めたか聞いたところ、「覚えていない」と回答以外で1番多くなったのが「2020年1月から6月」で、16.5％という結果が得られています。

PayPayなどのQRコード決済は毎年利用率が上昇しており、実店舗でも導入が必要なものとなってくるでしょう。

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