10代は1月〜3月「旅行を控える」、10代男性は3月の海外旅行者数0%|若年層が新型コロナに敏感と判明

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新型コロナの影響が大きい

2020年6月8日、公益財団法人日本交通公社は、2020年1~3月の日本人旅行者の動向調査結果を発表しました。

それによると、1月から3月まで月を追うごとに旅行者数が減少しており、新型コロナウイルスの影響が大きいことが分かってきました。

毎月10%程度ずつ旅行者数が低下していますが、外出自粛宣言が出る前の時期であることを考えると、未知の感染症に対する恐怖からか自ら自粛することがうかがえます。

▲[「旅行の実施にあたり、新型コロナウィルスはどのように影響したか」に対する回答]:公益財団法人日本交通公社
▲[「旅行の実施にあたり、新型コロナウィルスはどのように影響したか」に対する回答]:公益財団法人日本交通公社

若年層が敏感に反応している傾向

年齢別に見ると、1~3月どの月でも10代の若年層男女では、旅行を控える傾向が見られており、新型コロナウイルスに対して敏感に反応しています。

なお、若干の違いはあるものの、30代までは新型コロナウイルスが日本で感染拡大する様子に、素早く反応していることが分かっています。

海外旅行においても同様ですが、10代男性における3月の旅行者数は0%となっており、驚く結果となっています。

海外旅行はリスクが高いとの判断

海外旅行の割合が減り、国内旅行に転嫁する傾向性が見られたが、海外での感染リスクを警戒しての行動のようです。

また、国内旅行に切り替えてでも、旅行そのものを実施したことに対しては、「どうしても行きたい旅行だったため」「旅行先の感染者数が少ないので大丈夫と思った」という回答が得られました。

県を跨いだ外出自粛要請が出るまでは、自己判断で行動する必要がありましたが、「私は大丈夫」という考えがどこかにあったようです。

外部リンク

公益財団法人日本交通公社
https://www.jtb.or.jp/

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