コロナウイルスをどのくらい「脅威」と感じる？世界8カ国の意識調査

脅威と考える人は半数以上

イプソス株式会社は、世界8カ国で新型コロナウイルス（COVID-19）に対する意識を調査し、2月12日に結果を発表しました。

脅威を懸念する声は、全体で半数を超えています。

同社では、日本と欧米豪7カ国から8,001人の回答を集計しています。

全体の平均で見ると、「コロナウイルスの流行が食い止められていて、すぐに終息する」に同意した人は19％、同意していない人は46％です。

同意しない人が多い傾向にある国は、イギリスで55%、カナダで51%、オーストラリアで50%、日本で49%となっています。

コロナウイルスの脅威を「大きい」「非常に大きい」と考えているのは日本が66％、オーストラリアが61％、アメリカが55％となっています。

過半数を下回ったのは、カナダ42％、ロシア42％、イギリス43％、ドイツ47％でした。ロシアでは、3人に1人がウイルスの流行を食い止められると考えています。

8カ国全体で、コロナウイルスに関心を持ち、情報を収集していると回答した人は86％、感染国からの旅行者に対する、強制的なスクリーニングを支持している人は85％に上り、感染の可能性のある人に対する検疫も強く指示されています。

影響のある国へ、または影響のある国からの渡航制限、航空会社の運航制限に同意する人は66％となっています。

イプソス株式会社のプレスリリース
https://www.ipsos.com/

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