商品購入の際の情報収集、情報源や口コミがどのくらい意欲に影響?
株式会社KDDIエボルバ(以下、KDDIエボルバ)が2月に、20歳から79歳の男女で半年以内に情報収集・相談(製品情報や価格帯・口コミなど)をして非対面チャネルで有形商材を購入した人を対象に、消費者が参考にした情報源や口コミが購入意欲に影響した度合いのほか、購入前後の情報収集方法、企業からの情報提供にかかる消費者意向と影響度を調査しました。
その結果を6月30日に、「EC・通販ユーザー動向調査レポート2021」として公開したと、KDDIエボルバが発表しました。
同調査で『新たに商品を購入する際に、商品について調べたり、類似商品の比較検討など情報収集をしてから購入しますか』と質問したところ、全体の58.0%が「購入時の8割以上」と回答、36.0%が「購入時の半分以上」と回答しており、情報収集してから購入を決めている人が94.0%を占めるという結果が得られています。
KDDI-Ebolva-releases-2">回答者の98.0%「悪い口コミにより、商品の購入をやめた」経験あり
上記の調査結果では情報収集をしてから購入する人が多数いることが分かりましたが、口コミを参考にする人はどのくらいいるのでしょうか。
『口コミは、購入決定にどの程度影響しますか』と質問すると、「頻繁にある」との回答が全体の16.2%、「何度かある」は68.9%となりました。
全体の98.4%の人が良い口コミで商品の購入を決定した経験があるという結果が得られました。
一方で悪い口コミにより、商品の購入を辞退したことがある人は全体の98.0%となっており、購買行動に口コミが大きく影響することがうかがえました。
フォローメールやメルマガに影響される消費者
商品購入後に企業からのアプローチがあった場合、その後の購入意欲にはどのような影響があるのでしょうか。
『購入後の連絡情報提供による購買意欲影響度は?(性年代別)』と聞いたところ、20代男性・女性から70代男性・女性まで、全ての年代で「どちらかといえば影響する」との回答が1番多くなりました。
全体で見ると6 割以上が、購買意欲に「影響する」と回答したことも分かっています。他の商品への興味や、次の利用を検討といった心理に影響するようです。
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