株式会社リクルートが運営するホットペッパーグルメ外食総研は9月1日、首都圏、関西圏、東海圏のエリアを対象とした2021年7月度の外食市場調査を発表しました。
7月の外食市場規模は前年同月比85.1%で、3か月連続で前月よりも回復傾向がみられます。
一方2019年(コロナ前)同月比では48.1%と半減の状態が続いていますが、6月よりマイナス幅が改善されています。
7月外食市場 前年比85.1%、3か月連続で前月より回復
7月の外食市場規模は、前年同月比294億円減の1,672億円となりました。前年比マイナスではあるものの、3か月連続で前月より回復しています。
業態別では、主要16業態のうち、5業態で前年比プラスを記録しています。
外食頻度3.42回/月、すべてのエリアでも前月比増
外食頻度では3.42回/月となり、前年同月比ではマイナスとなるものの2021年1月から見て最も高い数値となりました。 エリアごとでは、首都圏で3.50回/月、関西圏で3.44回/月、東海圏で3.15回/月となり、すべてのエリアで前月6月の数値よりも増加しています。20代の外食実施率、60%越え
世代年別の外食実施率ではどの世代でも6月より増加しており、20代男性(63.1%)20代女性(63.1%)が最も高い数値となりました。
前年比で増加したのが、30代女性(56.9%)、50代女性(46.2%)、60代女性(49.3%)で、それぞれ前年比4.1ポイント、1.4ポイント、1.4ポイント増加しています。
7月の業態別推移
6月は多くの業態で外食の利用者が減少していましたが、7月は業種ごとに改善がみられるものもありました。
居酒屋で市場規模回復傾向
業態別の市場規模は、前年比でいうと未だ厳しい状況ではあるものの、すべての業態で6月の数値よりも増加という結果となっています。
中でも居酒屋では225億円となり、前年比124億円のマイナスとなるものの幅は縮まり、5月から3ヵ月続いての増加となりました。
外食単価・延べ外食回数からは多くの業態で厳しい状況が続くなか、居酒屋、フレンチ・イタリアン料理、すき焼きなど徐々に改善しているものも見られました。
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