今回は油そば業界4ブランドに寄せられた15,470件の口コミを調査、比較検証をしました。
「ブランド別平均評価」や「各ブランドの評価比較」に加え、口コミコム の新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
本調査の見どころ
- 4ブランドのなかでもっとも外国語口コミの割合が多かったのは『東京油組総本店』
- もっとも口コミの評価(★の数)が高かったのは『元祖油堂』
- キーワードから読み解く、各ブランドに対する評価と不満
調査対象
本調査は、「口コミコム が独自に抽出した油そば4ブランド」を対象に行いました。
- 東京油組総本店
- 油そばぶらぶら
- 油そば春日亭
- 元祖油堂
※口コミ分析対象期間:2021年1月1日〜2024年3月12日
※調査リソース:Googleマップに寄せられた口コミ
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。
油そばチェーンの平均評価は★3.95。★5が約4割を占め、★2以下は約1割
調査対象期間における油そば業界4ブランドのGoogleマップの口コミ数は15,470件、平均評価は★3.95でした。★5が41.0%を占め、★2以下は10.7%という構成です。
1店舗当たりの口コミ数が多いのは「油そば春日亭」、評価が高いのは「元祖油堂」
調査期間における油そば業界4ブランドのGoogleマップの口コミの平均評価は★3.95。
平均と各ブランドを比較をすると、「1店舗あたりの口コミ数」では「油そば春日亭」が、「平均評価」では「元祖油堂」が最も高い数値を示しています。
一方で「油そばぶらぶら」は「1店舗当たり口コミ数」と「平均評価」ともに4ブランドの中で最も低い結果となりました。
外国語口コミで優勢なのは「東京油組総本店」
油そばチェーン4ブランドの口コミに含まれている外国語の比率を算出しています。(調査期間中実績)
外国語比率が高いのは「東京油組総本店」でした。内訳をみると「英語圏」のお客様が多数を占め、ついで「韓国語圏」が多いです。
また、「油そばぶらぶら」の内訳をみると「英語圏」のお客様についで「中国語(繁体字)圏」が多いです。
口コミから見えてくる各ブランドの強みが明らかに
4ブランドの口コミの中で頻出するキーワードを多い順に並べ、キーワードがポジティブに語られている割合を比較しています(2021年1月1日〜2024年3月12日までの実績)。
麺の大盛りが無料であるブランドは、「大盛」「特盛」といったワードのポジティブ率が高いです。「元祖油堂」は「トッピング」の「チーズ」やフリードリンクの「黒烏龍茶」が高い評価を得ています。また「油そばぶらぶら」のシメのスープや「油そば春日亭」の食前スープも高い評価を得ています。
各ブランドの「強み」「弱み」がキーワードから明らかに
「口コミコム
」では言語別に口コミの分析が可能です。
外国語比率が4ブランドの中で最も高い「東京油組総本店」の外国語の口コミと日本語の口コミで頻出するキーワードを抽出し、ポジティブ/ネガティブ比率を調査しています。
この分析により、各言語圏で何が評価され、何に不満が持たれているのかが明るみになります。
自社での分析を希望される方や調査内容の詳細をご覧になりたい場合は、お問い合わせください。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2021年1月1日 〜 2024年3月12日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:15,470件
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