「Googleマップ」公式の電話になりすまし、営業電話をかけてくるケースが多発しているようです。本記事では、その手口や対処法を紹介します。
「Googleマップに載せる写真を撮らせてほしい」強引な口調で営業
Twitterで、以下のようなツイートが注目を集めました。
会社の電話にGoogleマップと名乗るところから、「Googleマップに載せる貴社の写真を撮らせて欲しいので打ち合わせをしたい」と来た。話し方、打ち合わせの仕方が強引なのと、必須的な意味合いの言葉と、「こっちはGoogleマップですよ?」みたいな口調だったので丁寧に切った。(笑)
— 雷句誠 (@raikumakoto) January 17, 2022
続く
投稿者によれば、Googleマップを語る相手から、「マップに載せる貴社の写真を撮らせてほしいので打ち合わせしたい」との電話があったそうです。強引な口調で営業をかけてきたことなどから、怪しいと判断して断ったといいます。投稿者は、かかってきた電話番号を調べたところ、同じような詐欺の事例を確認したとして注意を呼びかけています。
このツイートは大きな反響を呼んでおり、他のユーザーからも
「うちにもきました。結局電気の契約を取るための営業電話だった」
「節水器具の営業をかけられた」
「0800からはじまる電話番号は、フリーダイヤルなので怪しい電話がかかってくることが多い」
などの声が上がりました。
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一方、GoogleのAIが電話をかけてくることも…どう見分ければいい?
一方で、2021年10月ごろから、Googleが営業時間の確認を行う自動音声の電話をかけています。
AIによる電話で、その不自然さから迷惑電話ではないかなどと疑う声や、注意喚起する声などもありました。
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見分ける方法として、GoogleのAIからかかってくる電話の番号は「03-4567-0700」となっているようです。
また、Googleによれば電話でサービスへの登録や支払い、個人情報の提供を求めることはないということで、今回の例のように高圧的な態度で営業し契約を迫るような営業電話はGoogle公式のものではないとみていいでしょう。
少しでも不自然だと感じたら情報を教えない、電話番号を記録しておく、Googleで違反を報告するなどの対策をとる必要があるでしょう。
なお、Googleからの電話を受け取りたくない場合には、Googleビジネスプロフィールの設定を変更することで対応可能です。
<参考>
いまトピ:「Googleマップ」を名乗り「貴社の写真を撮らせて欲しい」という電話は詐欺まがいの営業かも→ネット民「言葉巧みですね」
Googleビジネスプロフィールヘルプ:不正な通話からの保護
Googleビジネスプロフィールヘルプ:ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシー: 違反を報告する