被リンクとは?SEOへの効果・良質なリンクを増やす方法について解説

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被リンクとは外部のWebサイトから対象のWebサイト・ページに向けて設置されたリンクです。MEOに影響を与えている1つの要素であると考えられています。

しかし闇雲に被リンクを増やすことはMEO対策として適切でないどころか、検索結果における表示順位を下げてしまう危険性をはらんでいます。

この記事では、被リンクの意味、被リンクの質の判断基準、良質な被リンクを獲得する方法について解説します。

被リンクとは、あるWebサイトのリンクが外部のWebサイトに設置されることです。

被リンクは何らかの形でリンク先のWebサイトについて言及する場合や出典として紹介される場合に掲載されることが多く、MEOにも影響を及ぼしているとされています。

以下では、被リンクMEOの関連性について解説します。

Googleでは独自のアルゴリズムによって検索結果順位を決定しており、そのアルゴリズムの内容については明かされていません。

しかし、ユーザーにとって有益なコンテンツや評価の高いWebサイトを上位に表示するためのロジックであることは自明でしょう。

被リンクはWebサイトの内容が他のサイト内において引用や言及されることによって設置されることであるため、被リンクの数が多いということはそれだけ多くのWebサイトにおいて参考にされているということであり、リンク先のWebサイトが高く評価されていることの証明になり得るものです。

またネット上に存在する膨大な数のWebサイトのすべてについて質を判断する上で、少なからず一定の判断基準に則った機械的な判断が必要と考えられるため、被リンクの数も1つの評価基準となっている可能性が高いといえます。

MEO対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

[blogcard url="https://media.kutikomi.com/news/2019/06/18/whatismeo/"]

リンクなしで言及される「サイテーション」については、以下の記事で詳しく解説しています。

[blogcard url="https://media.kutikomi.com/news/2019/07/25/citation/"]

被リンクMEO対策に有効であるとの情報が出た当初、多数の被リンクを獲得するために金銭の授受を行う被リンク売買というグレービジネスが生まれました。

そこでGoogleでは悪質なMEO対策を行うWebサイトの検索結果順位を下げるよう、アルゴリズムに変更を加えるペンギンアップデートを行い被リンクの量ではなく質が重視されるようになりました。そのため現在では被リンクの量を稼ぐだけではMEO対策としては不適切です。

リンクのみを大量に貼っているサイトやキーワードが過剰に含まれているサイトにおける被リンクAPIにより大量に生成された被リンクなどの作為的に設置されたと判断されるリンクはスパムリンクと呼ばれ、リンク先のWebサイトの評価を大きく下げられてしまう可能性があります。

逆に、出典として利用されたなど自然に設置されたリンクはナチュラルリンクと呼ばれます。良質な被リンクであるナチュラルリンクを獲得することが、適切なMEO対策であると言えます。

被リンクを獲得することでMEO対策やユーザーからのプレビュー数増加などのメリットが得られる一方で、場合によってはデメリットが生まれる可能性もあります。

以下では、被リンク獲得のメリットやデメリットについて解説します。

上質な被リンクを獲得することによって検索結果の表示順位を上げられること被リンクからの流入によって閲覧数を増加させられることが被リンク獲得の主なメリットとして挙げられます。

ナチュラルリンクを獲得することができればMEO対策としての効果が見込めるでしょう。

基本的には被リンクの獲得によるデメリットはあまりありませんが、スパムリンクであった場合にはWebサイトの価値が低下する恐れがあります。

検索結果順位向上のために行っていたはずの被リンク対策が、結果として検索結果順位を落とすことにもなりかねません。

被リンクの売買には手を出さないことはもちろんですが、MEOを意識した過度な相互リンクも避けるべきであるといえます。

複数のコンテンツやWebサイトを運営していて被リンク設定が自由にできる場合であっても、ペナルティの対象になる可能性を少しでもはらんでいるスパムリンクは設定しないほうがよいといえるでしょう。

また、同じアンカーテキスト(リンクされている部分のテキスト)からの被リンクや関連性の低いコンテンツからの被リンクMEO対策として有効であるとはいえないため、設定しなくてよいでしょう。

被リンクMEOにおいて有効であるという知識を持っていても、被リンクは自ら設定するものではないためどのように表示させればいいかわからないという方も少なくありません。

しかし被リンクの中にも評価されやすいものやそうでないものが存在し、被リンクを獲得しやすいコンテンツがあることも事実です。

以下では、評価されやすい被リンク被リンクを獲得するためのコツについて解説します。

評価されやすい被リンクについて知る上では質、本数、アンカーテキスト(リンクされている部分のテキスト)の3つがポイントとなります。

被リンクの質という点に着目するのであれば同一ドメインから複数の被リンクを獲得するよりも複数の異なるドメインから被リンクを獲得しているほうが評価されやすくなります。これは1人のユーザーから評価を受けているコンテンツと複数のユーザーから評価を受けているコンテンツのどちらを評価すべきかと考えればわかりやすいでしょう。

本数は1度に多すぎる被リンクを設定しすぎないという点が重要です。不自然に多くの被リンクを設定してしまうと質を疑われる原因にもなりかねないため、自然なペースで徐々に被リンクを増加させるとよいでしょう。

また、アンカーテキストは同じではなくそれぞれ違うものが望ましいとされています。

これも背景には悪質な被リンクを淘汰するためのアルゴリズムの存在が関係しており、作為的に設定する場合には多様なアンカーテキストを設定しづらいためです。

以前は被リンクの量のみが重視されている時代もありましたが、現在では質の低い被リンク評価されづらく悪質な被リンクについてはペナルティの対象となってしまうリスクをはらんでいます。

被リンクの質はコンテンツの質を判断する上で1つの重要な要素となっており、被リンクについて意識することで上位表示される可能性が高まります。

良質な被リンクを獲得することはMEO対策として有効であるだけでなく閲覧数や信頼度の向上、さらなる被リンクの獲得にもつながるといえるでしょう。

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