キャッシュレス決済が多数派に、ポイントゲットの意欲は低下?

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現金派は減少、カード決済へ移行

株式会社カンムは2月10日、プリペイドの「バンドルカード」ユーザーを対象に、「キャッシュレス・消費者還元事業」に関する調査結果を発表しました。

キャッシュレス決済は増加していますが、ポイントに関する意欲は低下しています。

▲[「現金払い」と「キャッシュレス払い」の割合]:株式会社カンム
▲[「現金払い」と「キャッシュレス払い」の割合]:株式会社カンム
還元キャンペーンの認知度は向上 同社は、2019年6月に第1回、2020年1月に第2回調査を行い、利用者の意識や変化を調べています。

キャッシュレス・ポイント還元事業」開始から4か月、「ほぼすべて現金派」は19.02%で6月より減少しています。

還元キャンペーン内容・還元率とも正しく答えられた人は6月に20%でしたが、1月には45%に上昇しています。

ポイント還元を受けた人は56%

一方で、「買い物先を変えてでも還元を受けたい」と回答した人は6月に約6割でしたが、1月には4割台に減少しました。

還元を目的に、新しいアプリインストールやカードを作成したいかという質問で、積極的な意向を示す人はどの調査でも4割でしたが、「これ以上作らない」は6月に4.36%、今回は34.94%に増加しています。

キャンペーン中に、ポイントに意欲的な人は6月に61.74%、1月は53.06%に減少しました。

4か月間で実際にポイント還元を受けた人は56.00%となっており、キャッシュレス決済の利用率8割に対して少ない結果になっています。

民間事業者の独自キャンペーンとの区別ができない、通知に気づかないなどの事情があるのではと推測しています。

外部リンク

株式会社カンムのプレスリリース
https://kanmu.co.jp/news/20200210-cl-enquete/

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