青山商事は、OMO(Online Merges with Offline)型店舗「TSC SQUARE」を開発し、その1号店となる「THE SUIT COMPANY 新宿本店」を10月1日にオープンしました。店舗とECが連動することですべての商品を取り扱い、販売機会を最大にすることが期待できます。
デジタル活用で機会損失を防ぐ
TSC SQUAREは、実店舗とECサイト上のすべてのカラーやサイズを含めた商品を販売し、デジタルの活用により、在庫切れなどが原因の販売機会損失を防ごうとするOMO型店舗です。
店内には、大型タッチパネルモニター「DIGI-lab(デジラボ)試着室」が4か所設置されており、利用者はパネルを操作して商品を購入することができます。このシステムは、スーツカンパニーのECサイトおよび全店舗の在庫と連動しているため、店頭にない商品もその場で購入することが可能です。
商品は青山商事の流通センターから配送され、通常2~3日、直しが必要であれば1週間以内に購入者に商品が届きます。オーダースーツ充実で顧客ニーズを満たす
店舗では4つのブランドを取り扱っており、そのうちの「ユニバーサルランゲージ・メジャーズ」はオーダースーツ専門店です。特に若者の間で需要が高まっているというオーダースーツサービスを充実させることで、顧客ニーズをつかみ、店頭採寸が必要な点を活かし店舗集客を狙います。
また、複数のブランドを取り扱うことで、幅広い年齢層の利用も見込んでいます。
EC連動で店舗運営コスト削減
TSC SQUAREは、ECとの連動により、店舗在庫数を4分の1ほどに縮小、それに伴い売り場面積が大型店の約半分ほどになり、店舗運営のコスト削減を実現しました。
青山商事は今後、都内を中心にTSC SQUAREを拡大する予定です。
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<参照>
ITmedia ビジネスオンライン:店舗で試着して自宅に届く ザ・スーツカンパニーが新OMO型店舗で目指す姿とは