資生堂とは、化粧品の製造と販売を主な事業とする東京都港区に本社をおく歴史ある企業です。日本国内の化粧品におけるシェアはナンバーワンで、世界的には5位にランクインしています。
資生堂は、1872年に銀座で日本初の洋風調剤薬局である資生堂薬局をスタートさせ、その後育毛剤や歯磨き粉の販売を行いました。現在の主力商品である化粧品は、1897年のオイデルミンの発売からスタートしています。1902年には、のちの資生堂パーラーのもととなる、ソーダ水とアイスクリームの製造販売を銀座薬局内で展開しました。現在では国内のみならず海外でも多くのグループ企業を有し、言わずと知れた日本企業の一つです。
また、資生堂の揺るぎないアイデンティティーの象徴として花椿をシンボルマークとしており、今でも初代社長福原信三の意思を受け継ぐ経営が続けられています。