本田技研工業は、東京都港区に本社を置く大手輸送機器メーカーです。自動車や二輪車に加えて、ホンダジェットや船外機の開発製造販売を行うなど、自動車製造開発の枠を超えた事業展開で知られています。
本田技研工業は、1948年に自転車用補助エンジンの製造を目的に設立されました。農業用機械向けの汎用事業、1958年には二輪車スーパーカブの開発に成功します。1960年に本田技研研究所を設立、翌年に日本勢初となるマン島TTレースにて初優勝を飾ります。自動車生産を開始したの1963年には軽トラックt360とスポーツカーS500を発売、1964年には日本初となるF1進出を果たします。1980年に入ると世界初のカーナビシステムの開発に成功、2000年には二足歩行ロボットASIMOでも話題を集めた他2015年には研究開発から29年をかけたホンダジェットの販売をスタート、2021年には世界初となる自動運転レベル3対応車を発売しています。