昭和シェルとは、東京都千代田区に本社を置いていた石油製品の輸入・販売会社です。石油販売に強みをもっており、全国各地に「昭和シェル」ブランドのガソリンスタンドを運営していました。
昭和シェルは、1985年に昭和石油とシェル石油の合併によって発足された会社です。貝殻を模したロゴをシンボルとしており、全国各地に存在したガソリンスタンドの目印でもありました。石油製品の輸入と販売に加えて、エネルギーソリューション事業も行っています。特に石油製品での高いブランド力が知られており、ガソリン・軽油・灯油・重油・ジェット燃料など、取り扱いの幅は広いです。2019年4月1日に経営統合により出光興産に完全子会社化され、通称が「出光昭和シェル」に変わりました。また、2023年には全てのガソリンスタンドのブランドを「アポロステーション」へと変更します。