旅館とは、人を宿泊させるための有料の宿泊施設であることが基本です。その中でも洋風のホテルとは違って、建物の構造などが和風の宿の総称になります。宿屋と呼ぶこともあります。
旅館はホテルとの区別を付けるために、具体的に条件が決められています。まず客室の数は5室以上であり、客室床面積が1室7平方メートル以上でなければなりません。さらに宿泊者が利用できる適当な規模の入浴施設や適当な数のトイレがあることも条件です。これらをクリアしないものの和風の施設に関しては、民宿や簡易宿泊施設になります。民宿は部屋の広さなどに定義がなく、家族で経営している所も多いです。旅館は民宿よりも規模が大きな和風の宿泊施設ということになります。