ビデオテクスとは1980年代に登場した電話回線を使用したネットワークシステムで、情報端末から情報センターにアクセスすることで文字や画像などのデータを転送する仕組みです。
ビデオテクスは専用の情報端末、あるいはテレビに接続したセットトップボックスから情報センターにアクセスし、オンラインでのチケット予約やショッピング、天気予報などの情報サービスが利用できました。
ビデオテクスは世界各国で独自の方式が乱立し、日本国内では当時の日本電信電話公社が開発したキャプテンシステムが登場しました。
1980年代に普及したビデオテクスでしたが、1990年代に入りパソコンやインターネットが台頭してくると企業や個人も一気に移行する流れとなり、その役目を終えました。