コト消費とは、コト(体験)に価値を見出す消費を指します。
モノ(商品)に価値を見出すモノ消費に代わる消費傾向として、近年注目されています。
具体例としては、着物の着付け体験、果実狩り体験、ナイトプールなどがコト消費にあたります。
消費傾向の変化の背景には、オンラインショッピングの普及、越境ECの台頭などによって海外の商品を、自国にいながら気軽に購入できるようになったことが大きな要因としてあります。オンラインにおける販売ネットワークが拡充されるにつれて、特定の場所でしか体験できない経験に価値を見出す消費傾向は加速していくと見られています。