足利銀行は栃木県宇都宮市に本店を構える銀行で、栃木県内ではトップシェアを誇るとともに北関東全域及び東北地方の一部並びに東京都内にも支店・出張所を置いている地方銀行です。
足利銀行は個人・法人向けに預金の受入れや資金の貸出といった銀行業務を行っており、栃木県及び県内の複数の市町村において公金を取り扱う指定金融機関を受託しています。地域に密着した経営が大きな特徴です。
創業したのは明治28年（1895年）のことで、大正期から昭和期の前半にかけては栃木・埼玉両県下の銀行を次々と合併・買収して事業を拡大してきました。2003年には経営破綻に伴い特別危機管理銀行の指定を受けましたが、2008年に栃木県宇都宮市に本社を置く持株会社である株式会社足利ホールディングス（現・株式会社めぶきフィナンシャルグループ）の子会社となり、破綻処理を終了しました。
