日本製鋼所とは東京都品川区に本社が所在する、日本の機械メーカーです。主な事業内容としては、樹脂関連機械とレーザ応用製品を中心とした産業機械事業、そしてエネルギー関連分野と密接な素形材およびエンジニアリング事業が挙げられます。
日本製鋼所のルーツは明治40年に北海道の室蘭に設立された、国産兵器の製造会社にまでさかのぼります。この会社は太平洋戦争の敗戦で解散されますが、あらためて1950年に設立されたのが、現在の日本製鋼所です。防衛関連事業については、創業から防衛産業で培われた素材および機械製造の技術やノウハウを活用しながら、防衛機器類の設計から製造そして整備から研究開発に至るまで、トータルに手掛けます。またプラスチック樹脂や合成繊維原料といった、各種の化学製品を生産加工する機械装置も手掛けており、世界有数の総合樹脂メーカーの地位を確立しています。この他にも形成機事業や産業機械事業あるいは素形材およびエンジニアリング事業等で、数多くの実績があります。
