楽天トラベルとは?楽天ポイントや便利なサービスの充実で宿泊施設の予約促進に

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楽天トラベルは日本で広く使われている総合旅行サイトのひとつです。使い勝手の良いサイトの作りや、楽天トラベルガイドのなどのサービスで旅行需要を喚起するための情報発信を行っているのが特徴です。

本記事では楽天トラベルの仕組みを解説しながら、楽天トラベルに登録することの効果について具体的に紹介していきます。

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楽天トラベルとは?

ここでは楽天トラベルの基本的な仕組みと、楽天トラベルが提供している多様な旅行関連サービスについて、その中身を詳しく紹介していきます。

楽天トラベルとは

楽天トラベル
▲楽天トラベル:編集部スクリーンショット

楽天トラベルは、国内旅行向けにはホテル旅館の宿泊、旅行ツアー、レンタカー、高速バスチケットや航空券の予約を、海外旅行者向けには海外のホテルや航空券、海外旅行ツアーの予約ができるオンライン総合旅行サイトです。

宿泊施設に関しては全国の有名ホテルや高級旅館だけではなく、ビジネスホテル、シティホテルからペンションまで、さまざまなタイプの宿泊施設の国内予約が可能です。

さらに楽天トラベルでは実際の利用者からのクチコミを集計して5つ星形式で表示しているため、安心して宿選びができる工夫が施されています。

便利なANA楽パックとJAL楽パック

楽天トラベルの特徴的なサービスのひとつに、ANA楽パック」「JAL楽パック」があります。これは航空券、ホテルレンタカーを自由に組み合わせて予約できるサービスで、24時間インターネットから申し込みが可能です。

さらにANA、JALいずれを利用した場合でも各航空会社のマイルだけではなく楽天ポイントも100円につき1ポイント貯まり、支払いに関してもコンビニでの現金払いやクレジットカード決済に加え、楽天ポイントでの決済も可能です。

こららのパックは航空チケット、ホテルレンタカーの料金がトータルで表示されるのでわかりやすく、非常に使い勝手が良いと好評のサービスです。楽天トラベルではこうしたお得で使い勝手の良いサービスの提供が豊富なことが、掲載施設の利用促進につながっています。

Rakuten Travel Guide(楽天トラベルガイド)

楽天トラベルの特徴のひとつとなっているのが、すでに時期や行き先を決めて具体的に宿や交通チケットを確保する目的のユーザーだけではなく、そうではない層に向けた旅行需要の喚起をしている点にあります。

旅行情報発信の核となっているのが「Rakuten Travel Guide(楽天トラベルガイド)」です。

サイト内では記事形式で国内にある観光地やホテル、観光名所などを紹介していますが、各記事には楽天トラベル掲載施設の予約リンクが貼られています。

たとえば京都の清水寺を紹介している記事には、清水寺近辺のホテル旅館楽天トラベル内の予約サイトへのリンクがあるため、記事から掲載施設の予約増加につながる仕組みが作られています。 

▲楽天トラベルガイド:編集部スクリーンショット
▲楽天トラベルガイド:編集部スクリーンショット

楽天トラベルに掲載される6つのメリット

ここでは事業者が楽天トラベルに掲載されることによる6つのメリットを詳しく紹介していきます。

1. 楽天ポイントや割引クーポンを通じた予約の促進

楽天ポイントは、楽天楽天の提携サービスを利用することでポイントを貯めることができる共通ポイントです。

楽天トラベルを利用する際も、楽天IDを利用して予約を行えば楽天ポイントを貯めることができ、さらに1ポイント1円換算で貯まったポイントで支払いをすることも可能です。

さらに楽天には、「Ra Coupon(ラ・クーポン)」という割引クーポンサービスがあります。これは楽天ポイント同様、各種サービスに使えるもので、クーポンサイトで発行されているものをダウンロードしたり、利用店舗からのプレゼントで獲得することができます。

Ra Couponは楽天トラベルにおいても施設や行先の国内外を問わず利用が可能で、こうしたユーザーにとってお得な制度が整っていることから利用率が高まり、それに伴い掲載施設が新規顧客を獲得できるメリットも高まります。

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2. メルマガや公式SNSによる情報発信

楽天トラベルは、公式SNSからも積極的に情報発信を行っています。2021年3月現在、楽天トラベルのInstagramフォロワー約10.3万人を、Twitterではフォロワー約8.2万人を抱えています。

SNSから発信される情報は特に若年層に対する波及効果が高く、SNSを通じた情報発信や拡散が行われることで、掲載施設には従来の顧客に加えて新規顧客を得られる可能性が高まります。

そして楽天トラベルでは、SNSとは別に楽天トラベルニュースというメールマガジンを発信しており、ユーザーは自分の旅の嗜好に応じて国内編や海外編、耳より情報やPR情報といった項目から受信するメールマガジンを選択することができます。こうしたターゲットを絞った情報発信により、掲載施設の予約の促進を促す仕組みができています。

3. Go To トラベルキャンペーンの予約にも対応

現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で停止しているGo To トラベルキャンペーンですが、再開に対する期待が宿泊業界を中心に高まっています。

Go To トラベルキャンペーンの利用条件のひとつに、キャンペーンに参加する旅行会社やオンライン予約サイト、宿泊事業者から申込む必要があることが盛り込まれていますが、楽天トラベルもこのキャンペーンに参加しています。そのためGo To トラベルキャンペーンが再開された折には、楽天トラベル内で国内の宿泊や楽パックなどを予約すれば、最大50%の割引が適用されます。

Go To トラベルキャンペーンはユーザーの関心が高いものの、その仕組みの複雑さが利用者にとってネックとなっていました。しかし楽天トラベルを経由することでわかりやすく利用できるため、掲載施設にもその波及効果が期待できます。

4. わかりやすい検索機能:ホテルだけでなく航空券やレンタカーの予約も

楽天トラベルの人気の秘密は、サイトの使い勝手の良さにもあります。

検索機能が細かく設定されており、「ペットと一緒に泊まれる宿を探したい」「家族で旅行をしたい」などの目的から宿を探すことができます。

ホテル旅館といったカテゴリー別検索に加え、駅や空港、行きたい観光スポットの近くなど、条件にあった宿泊施設を検索できます。

「航空会社+宿泊」で検索した場合には、選択した地域の宿泊施設とそれに対応した航空券が一括で表示されるため、航空券を確保して宿の予約といった手間も省略できます。

5. 女将・支配人ブログ:掲載施設による情報発信

楽天トラベルのユニークな情報発信のひとつに、女将・支配人ブログがあります。

これは楽天トラベル掲載施設の女将や支配人などのスタッフが更新しているブログを掲載しているもので、予約サイトだけでは紹介しきれない宿の魅力や、「今日の夕食のメニュー」のように、日々変わる情報などが掲載されています。

自施設の公式サイトでブログを更新しても、特に新規ユーザーがリーチしてくれる確率はあまり高くありませんが、サイト閲覧者が多い楽天トラベルサイトであればユーザーの目に留まる機会も多くなり、さらに宿だけではなくスタッフの素顔が伝わることでユーザーが安心感を抱き、新規客獲得の可能性が高まります

6. お客さまの声

上記でも触れたように、楽天トラベルにはお客さまの声という口コミ機能が装着されており、口コミ数は2021年3月14日現在で1,151万件に達しています。

グルメサイトクチコミ評価を重要視するユーザーが多いことを見てもわかるように、インターネット経由でユーザーが施設選びをする際にはこの口コミが重要な役割をします。楽天トラベルの場合、口コミに人数や利用したプランなども一緒に投稿されます。

施設に対する良い口コミだけでなく、マイナス評価である悪いクチコミも反映されます。その分ユーザーの信用度も高く、掲載された口コミに誠実に対応していれば、ユーザーの目にも真摯に対応している施設だという印象が伝わり、利用者の増加も期待できるでしょう。

▲楽天トラベルのクチコミ投稿例:編集部スクリーンショット
▲楽天トラベルのクチコミ投稿例:編集部スクリーンショット

楽天トラベルの掲載方法

宿泊施設が楽天トラベルに掲載を希望する場合は、まずは楽天トラベルの公式サイトから申し込んで資料の取り寄せを行います。

ただし2021年3月14日現在、資料取り寄せのためのサイトを開いても新規の登録は停止中と掲載されており、登録再開の時期は現在未定となっています。

ただし楽天グループ楽天LIFULL STAY株式会社が運営する宿泊・民泊予約サイト「Vacation STAY」では、現在も登録受け付けているので、まずはこちらに登録してユーザーの反応や使い勝手を確かめながら時期を待つのもひとつの方法です。

登録再開後に登録を希望する場合や、より詳しい状況を確認したい場合には、楽天トラベルへ直接問い合わせください。

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楽天トラベルに掲載し、さらなる集客を

楽天トラベルは登録ユーザー数、登録施設数共に国内最大級の旅行予約サイトです。さまざまな施設を実際に過去に利用したユーザーの口コミをもとに比較できる点、そして宿までのチケットも合わせて手配できるといった理由から、同社のような総合旅行サイトを活用するユーザーは少なくありません。

新型コロナウイルスの影響で苦境を迎えている宿泊業界ですが、収束後には需要のV字回復も期待されています。楽天トラベルのようなユーザーの多いプラットフォームで情報発信に取り組むことは、アフターコロナに向けた集客の種まきになるでしょう。

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