Hotels.com(ホテルズドットコム)は数十万件の宿泊施設を取り扱うホテル予約サイトで、ユーザーがHotels.comを利用して予約できる施設はホテルやモーテル、コテージなど多岐に渡ります。
事業者目線では、国内、海外を問わずユーザーから高い評判を得ているHotels.comに宿泊施設を掲載することは効果的なプロモーションの一環となるでしょう。
この記事では、Hotels.comの概要や特長、メリット・デメリット、口コミを集めるためのポイントについて解説します。
Hotels.com(ホテルズドットコム)とは
Hotels.comはアメリカを拠点とする世界最大級の宿泊予約サービスで、ユーザーはHotels.comを利用して世界各国のさまざまな宿泊施設を予約できます。
Hotels.comの予約サービスは数あるオンライン予約サービスの中でも質が高く世界中で多くのユーザーから支持を得ています。以下では、Hotels.comの特長やサポート体制について解説します。
施設の掲載数が多い
Hotels.comの最大の特長は宿泊施設の掲載数が多いことです。
ユーザーは大手チェーンや有名ホテル、ローカルな宿泊施設を含む数十万件にも及ぶ宿泊施設の内からニーズに合わせて利用施設を選択できます。
Hotels.comのサービスは親会社であるExpedia(エクスペディア)によって、グループ会社のtrivago(トリバゴ)、Hotwire(ホットワイヤー)などと並行して運営されており、豊富な業界経験に支えられています。
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ユーザーへのサポート体制は?
Hotels.comではコールセンターによるサポート体制を敷いており年中無休の24時間体制でサポートにあたっているため、急なトラブルやアクシデントの際にも迅速な対応が可能です。
コールセンターを利用する際の注意点としては通話料がユーザー負担のため、特に海外通話では通話料が高額となってしまう可能性があります。
メールでの問い合わせにも応じているため、通話料が心配な場合にはコールセンターの利用を避ける手段もあります。
Hotels.comを利用すべき?メリット・デメリットを紹介
世界最大級の宿泊施設予約サービスとして広く支持されているHotels.comですが、Hotels.comの利用にあたってユーザーや事業者にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下では、Hotels.comを利用することによるメリットやデメリットについて解説します。
ユーザーにとってのメリット:お得な特典
Hotels.comではユーザーに対してよりお得に宿泊施設を予約するための特典を設けており、中でも代表的なものがHotels.com Rewards™とクーポンです。
前者は対象施設に1泊するごとに宿泊数が記録されていき、10泊分貯まると対象施設に無料で1泊できる権利を得られます。
後者はオンラインで支払い可能な宿泊施設を利用する際に、ユーザーが所有するクーポンコードを入力することで割引が適用される制度です。
また会員限定のサービスとしてシークレットプライスと呼ばれる特別料金での宿泊プランが公開されています。
シークレットプライスは通常の宿泊料金よりもリーズナブルな価格で宿泊できる料金システムで、一部の宿泊施設に限り適用されています。
ユーザーにとってのデメリット:金額が分かりにくい
Hotels.comのデメリットには、実際に支払う金額が予約時点で分かりにくいという点があります。
Hotels.comにおいて、宿泊に必要な金額として表示されている金額には税やサービス料が含まれていないため、実際には税やサービス料、その他オプション費用等が発生する場合があります。
他サイトと料金比較する際には、これらの金額が加算されることを考慮する必要があります。
事業者にとってのメリット
Hotels.comは事業者にとってもさまざまなメリットを提供しているサービスです。
基本登録が無料である上、Hotels.comを含むExpedia Groupのwebサイトには月間でおおよそ6億7千万以上のユーザーが訪問しているため世界中の旅行者にアピールできます。
また、Hotels.comに登録している事業者は「Partner Central」と呼ばれるプラットフォームを利用して業務管理に関するさまざまなツールを利用できます。
各種ツールやデータを効率的に活用することで予約促進やパフォーマンスの分析、改善につながるでしょう。
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Hotels.comで高評価な口コミを獲得するには
Hotels.comで事業者の評価基準となるのが実際に宿泊したユーザーから寄せられる口コミです。
寄せられた口コミの内、高評価の占める割合が多ければ利用を検討しているユーザーに対するアピールが可能です。
以下では、Hotels.comで良質な口コミを獲得するためのポイントについて解説します。
写真はなるべく多く、清潔感のあるものを
Hotels.comにおいて事業者は宿泊施設の内装やアメニティなどの写真を掲載できます。
中には50枚以上の写真を掲載している施設もあり、多くの写真を掲載することでユーザーに対してより明確に宿泊しているイメージをつかむための材料を提供しています。
しかし、ただ写真の掲載数を増やすことに意味はなく、ユーザーが求める情報を写真として掲載する必要があります。
例えば
- 各グレードの部屋の様子
- 水回り設備
- ルームサービス
など、ユーザーが予約前に知りたいと感じるポイントを的確におさえて掲載することが重要です。
また、掲載する写真はユーザーが同施設を利用したくなるよう、清潔感があり明瞭な写真を選びましょう。
Hotels.comに掲載していることを知らせる
Hotels.comにおいて口コミの数や質が重要であることは先述の通りですが、多くの口コミを獲得している宿泊施設では口コミ獲得のためにさまざまな対策に取り組んでいます。
具体的な対策方法としてはエントランスや受付などの目立つ場所にHotels.com掲載施設である旨の告知を掲示することや宿泊後のユーザーに対してメールやメッセージで口コミ投稿を促すことなどがあります。
特に満足度の高いユーザーは口コミを投稿してくれる可能性が高く、良質な口コミを獲得するきっかけにもなるため、積極的に声かけすると良いでしょう。
Hotels.comを上手に使って集客アップ
宿泊施設を運営する事業者はHotels.comに掲載することで世界中のユーザーに対してアプローチできます。
70ヶ国以上のユーザーから支持を得るHotels.comの利用は、宿泊施設にとって国内外からの集客効果が期待できます。
また、掲載写真を充実させることや口コミを集めるための対策に取り組むことで、より効果的なマーケティングツールとしてHotels.comを活用できるでしょう。
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