日本経済新聞によれば、日本旅館協会北海道支部連合会が取りまとめた2021年12月の道内宿泊実績で、前年同月比において71%増の25万8,462人という数字が算出されたことがわかりました。
道内宿泊実績が前年度比71%に
同調査では、北海道95施設の宿泊者数を対象としています。今回の調査では、北海道内の14地域すべてで宿泊者が増加したことが分かりました。このうち14地域のうち「定山渓温泉、小金湯温泉」では、3倍の2万2,682人と、最も大きい増加率となりました。
他にも「大雪層雲峡、旭川、美瑛、富良野」が2.5倍、「小樽、朝里川温泉、札幌、空知」が2.3倍の増加率を記録しています。
宿泊者増加は「どうみん割」の影響か
北海道にて2020年7月1日からスタートした「どうみん割」は、北海道民のための旅行助成プロジェクトです。北海道内での旅行にて利用すると、最大5,000円割引になり、2,000円のクーポンがもらえます。
しかし2020年12月は新型コロナウイルスの感染拡大のため、札幌市に在住している人は「どうみん割」を利用できませんでした。
一方で2021年12月は「どうみん割」を利用した宿泊者が増加し、宿泊実績が右肩上がりになったと考えられています。
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<参照>
どうみん割:公式サイト
日本経済新聞:北海道の宿泊者7割増 21年12月、「どうみん割」人気